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医療費、中卒まで無料化を 市長に申し入れ

5/24(水) 17:01配信

紀伊民報

 田辺市議会(和歌山県)の6会派が合同で23日、子どもの通院医療費無料化の助成を、中学校卒業まで速やかに拡大するよう求める申し入れ書を真砂充敏市長に提出した。現状は入院が中学卒業、通院は就学前まで。真砂市長は「早期に実現できるよう努力したい」と述べた。

 国の制度で子どもの受診時の自己負担は原則、就学前が2割、小学生以上が3割。県では、就学前までは各市町村と県が自己負担分を半額ずつ助成。小学生以上は各市町村が独自で助成制度を設け、大半が中学または高校卒業まで医療費を無料化している。

 中学卒業までの無料化は、田辺市でもたびたび議論になっているが、「財政的に厳しい」などとして実現には至っていない。市議会も昨年、中学卒業まで医療費無料化を求める市民団体からの請願を不採択にしている。

 申し入れ書では「市議会で無料化の議論を深め、選挙期間中にも多くの市民から無料化拡充を求める意見があった」「国が子どもの医療費を独自に助成する市町村に国保の国庫負担金を減額してきた制度を改める方針を決めたことで、市の財政負担が軽減される」と提出理由を説明している。

最終更新:5/24(水) 17:01
紀伊民報