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前立腺肥大に最新治療、JCHO金沢病院 レーザー照射、日本海側で初

5/24(水) 1:38配信

北國新聞社

 金沢市の独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)金沢病院は日本海側で初めて、前立腺が大きくなって尿が出にくくなる前立腺肥大症に最先端のレーザー治療を導入した。尿道を圧迫した前立腺を削り取るのに、電気メスを使った手術より出血が少なく入院期間は短くて済む。

 尿道に細い内視鏡を挿入し、肥大した前立腺を確認しながらレーザーを照射する。前立腺には血管が集中しているため、切除すると出血が多いが、レーザーに患部を凝固させる働きがあるため出血を抑えられる。

 JCHO金沢病院では昨年12月以降、63~85歳の24人にレーザー治療を適用し、入院日数は平均4・9日と、1週間程度の入院が必要だった電気メスの手術に比べて短くなった。費用も平均16万4千円と電気メスより3万円ほど安かった。

 前立腺肥大症は50代以上で発症が目立つ。「尿が出にくい」「尿が出きらない」「尿が十分にためられない」などの症状が現れ、悪化すると尿道が完全にふさがって尿が出なくなったり、腎臓に悪影響を及ぼしたりする可能性もある。

北國新聞社

最終更新:5/24(水) 1:38
北國新聞社