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BJ・ザ・シカゴ・キッドら参加、ゴアペレがEPを発売 アリーヤ名曲の引用も

5/25(木) 12:00配信

bmr.jp

BJ・ザ・シカゴ・キッドら参加、ゴアペレがEPを発売 アリーヤ名曲の引用も

BJ・ザ・シカゴ・キッドら参加、ゴアペレがEPを発売 アリーヤ名曲の引用も

後にドレイクにもサンプリングされたデビュー曲“Closer”のスマッシュヒットで知られ、「シャーデーとディアンジェロのスピリチュアルな私生児」とも評される女性R&Bシンガーのゴアペレが、10曲入りのEP『Dreamseeker』を19日に発売した。

オークランド出身のゴアペレは、2001年に自主リリースしたデビュー作『Closer』の表題曲“Closer”が話題となり、映画『ダンス・レボリューション』のサウンドトラックに楽曲が採用されたほか、後にドレイクやヤング・バックらが自身のミックステープでサンプリングするなど人気を呼んだ。また、後にカニエ・ウェスト“Love Lockdown”、ジェイ・Z“Run This Town”、ドレイク“Find Your Love”、ブルーノ・マーズ“Locked Out Of Heaven”、fun.“We Are Young”といった大ヒットを次々と手がけるようになるジェフ・バスカーが、そのキャリア初期に『Closer』や彼女の2作目『Change It All』のプロデュースに関わっていたことでも知られる。

元々、業界内人気の高いシンガーだが、2012年には、故ホイットニー・ヒューストンの遺作となった映画『スパークル』にカメオ出演、サウンドトラックに楽曲を提供し、2014年にはエリック・ベネイのレーベル Jordan Houseと契約するなど多方面で話題を呼んでいるゴアペレが、前作『Strong As Glass』からおよそ2年半ぶりのリリースとなるEP『Dreamseeker』を完成させた。

表題曲となるオープニングの“Dreamseeker (Intro)”は、代表曲“Closer”を思わせる夢見心地のミッド・チューンだが、それもそのはず、手がけているのは、“Closer”など彼女を初期から支えてきたマイク・タイガー。前作『Strong As Glass』では不在だったが、今回は4曲で参加。このEPについてゴアペレは、「元々のオリジナルの自分ともう一度つながる時が来たと思った。何事も考えすぎたりはしたくない。縛られることなく、そしてソウル、R&B、ファンク、あるいはヒップホップにも回帰しようという作品。今の時代、インディペンデントのアーティストにルールなんてものは無くて、それが励みになるの。だって私はそうやって音楽を始めたんだもの」と、初心にかえる意図があったことをサンフランシスコ・クロニクル紙に語っている。

また近年は、ケラーニを始め、ベイエリアからR&Bシンガーの若手が現れてきているが、実際にケラーニの公演にスペシャル・ゲストとして呼ばれたこともあるゴアペレは、ベイエリアのシーンについて「R&Bの新たな波がここから生まれているのを見ることができるのは、いいこと。それも、女性がここから出てきて、大きなプラットフォームを持つようになる姿が見られるのはね。ベイエリアは、スワッグの面で影響力のある土地だけれど、必ずしもそれは褒められたものではないし」と、アート系メディア KQED Artsに対して語っている。

『Dreamseeker』には『Change It All』や3作目『Break Of Dawn』などにも参加していたベッドロックも参加。ベッドロックが手がけた“Stand”は、オークランドで2009年の新年に起きたオスカー・グラント射殺事件をきっかけに書いたという、警官による行き過ぎた取り締まりや暴行に対するメッセージを歌ったもの。ベッドロックは、A.Eと組んでいるデュオ=クラックウェーヴとしても“$ecret”をプロデュースしており、こちらはアリーヤの“Are You That Somebody”を引用したセクシーな曲となっている。また、今年のグラミー賞候補ともなったBJ・ザ・シカゴ・キッドの“Woman's World”を始め、クリス・ブラウン、リーラ・ジェイムスなどを手がけてきたコーネリオ・オースティンが2曲を手がけており、“Stay”ではBJ・ザ・シカゴ・キッドとのデュエットも披露している。

なお、このゴアペレ『Dreamseeker』は7月5日に日本語解説付きの国内仕様盤が発売予定。

1. Dreamseeker (Intro)
2. $ecret
3. As Bright As The Sun (Interlude)
4. Power
5. Take It Over
6. Giving Me Life (Interlude)
7. Stay (feat. BJ the Chicago Kid)
8. Full Circle (Interlude)
9. Stand
10. Cool Breeze

最終更新:5/25(木) 12:10
bmr.jp