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新たな挑戦を続ける鈴木このみの13thシングル!TVアニメ『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』OPテーマ「Blow out」リリース記念インタビュー

5/25(木) 10:38配信

M-ON!Press(エムオンプレス)

15歳でデビューしてから丸5年が経ち、昨年開催の20歳のバースデーライブでは、新作アニメーションに声優として主演することを発表し話題となった鈴木このみ。今年3月に発表された3rdアルバム『lead』に続き、早くも13枚目となるシングル「Blow out」をリリースするこのみんに、話を聞いた。

鈴木このみ「Blow out」試聴はこちら

難しい曲に出会うとメラメラと燃えてきて
「やったるぞー!」って気持ちになります(笑)

――5月24日にシングルがリリースとなりますが、その直前からツアーもスタートしましたね。ツアーの感触はいかがですか?

鈴木このみ めちゃくちゃいいライブになってると思います!自分で言うのもなんですけど……(笑)。今回のセットリストは、20歳のバースデーライブ(鈴木このみ Birthday Live 2016 ~Cheers!!!~)や前回のツアーを経て、今までの人生を詰め込んだものにしようと思ったんです。自分のいいところだけじゃなくて、ダメなところもさらけ出すような。自分のすべてを見せるつもりでセットリストとかを考えていったので、新しい自分も発見できるようなツアーだなって思っています。

――自分のいろんな面を出していくという想いに至ったのはなぜですか?

鈴木 バースデーライブのときに「ついてきてね!」って宣言したことで、そのあとに出した3rdアルバムは『lead』ってタイトルで作ったんですけど、今回はそのアルバムを携えたツアーということで。今までなんとなく「みんなに支えられてライブができていた」というところから、「みんなを歌で導きたいからライブをやる」っていう意識になってきたんです。2016年は、「バースデーライブまでに20本のライブをやります!」と宣言してやってきたので、そのなかで徐々に変わってもきていたとは思うんですけど、バースデーライブでガラッと変わって、すごく素直な自分を出せるようになったというか。MCももっと自由にしゃべれるようになった感じで、頭が真っ白な状態でステージに出て行っても大丈夫になってきたんだなって思いました(笑)。

――ひとりの人間として、昨年一年色濃い経験をしてきたからこそ、より自信が深まってるというか。

鈴木 そうですね。素直に心の中をもっと出せるようになった感覚で、ライブがもっともっと楽しくなってきたなって感じがしています。

――そんななかで、4月から放送がスタートしたTVアニメ『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』のOPテーマ「Blow out」を担当されていますが、番組で流れたのは第3話からでしたね。

鈴木 そうなんです。第1話で流れないのはよくある、って思ってたんですけど……(笑)。

――それは事前に聞いていたんですか?

鈴木 今回は先行上映会のイベントのときに第3話から流れると聞いて。だから個人的に第3話をとても楽しみにしていました(笑)。第3話のオープニングで流れたときに、2話お預けした分が爆発的に自分のなかで来て、よりうれしかったです!

――今回の「Blow out」は、ヒゲドライバーさん作詞・作曲、ゆよゆっぺさんが編曲を担当されていますが、ヒゲさんの楽曲は初めてですよね?最初に曲をもらったときの印象はいかがでしたか?

鈴木 イントロから最後までずっとかっこいい曲だなとは思っていたんですけど、実際歌ってみると、特にサビの“とばして~”のところは歌っていて気持ちよくて。声質とかも自然といつもより太めの声が出たりとか、初めてなこともあって、自分ってこういう歌い方もアリなんだなって発見もありました。それとAメロの“過去の自分との葛藤を”のところのリズムがちょっとルーズな感じで、こういうリズムの取り方も新しい発見のひとつだったなって。

――曲を提供する作家さんたちも、鈴木さんのレベルに合わせてどんどん難しい楽曲を作ってくるというか。

鈴木 挑戦状みたいな感じで(笑)。今回も難解でした。

――そういう楽曲に会うと燃えてくる感じですか?

鈴木 もうメラメラと(笑)。「やったるぞー!」って気持ちになります。今回は主人公のグレンの気持ちがテーマになっていて、振り絞る感じで録りたいと。自分の迷いや絶望を、全力を振り絞って吹き飛ばすっていう楽曲になっていて、その振り絞り感を出したかったので、レコーディングも本番の前に何回か歌って、ちょっと疲れさせてからいい感じで録る、みたいな。

――なるほど。アニメの展開もそうですけど、「溜めて溜めて、ドン!」って感じですね。序盤のルーズなリズムからサビに向かうまでが印象的です。

鈴木 めっちゃ体がしんどかったです。終わってすぐ、「銭湯行きたい!」って感じになりました(笑)。

――グレンは実際どんな魔術を使うのかと思ったら、アニメ盤のジャケットにもあるように、割と肉弾戦で……。それが曲にも合ってると思いました。そのなかでもタフに攻めるところは攻めて、感情のコントロールが感じられて。ライブではもう披露されたんですよね?

鈴木 すごく盛り上がります!日本だけじゃなくて台湾でも歌ったんですけど、発売前なのにとても盛り上がってくださって。すごくライブ映えする曲だなって改めて肌で感じました。

――ゆよゆっぺさんのアレンジもそうですけど、サビの途中で一度ブレイクが入ったりして、そこのリズムの取り方も難しそうですが、ライブで聴いても気持ちよさそうですね。そして、ライブ向けというところでは、カップリングの「join us」もそうですね。この曲はどういうイメージで作られましたか?

鈴木 ライブでコール&レスポンスができて、盛り上がる曲がもっと欲しいということで、これをカップリングにさせていただきました。「join us」はライブのことを歌っていて。“ここへおいでよ”はライブ会場を指していて、ライブ会場で最高の時を刻もうっていう曲になっています。

――これを聴くとライブに行きたくなるし、ライブに行って聴きたい曲でもあるし。ツアーにもリンクするような楽曲ですね。

鈴木 先日の名古屋公演でも歌ったんですけど、発売前なのにみんなコールもばっちりな感じで。試聴動画が1コーラス分だけ上がってるんですけど、2サビでもなんとなくやってくれていて、みんな対応力がすごいなって。一応前日のリリースイベントのときに説明はしたんですけど、予想していたよりもみんなの完成度が高くて。

――これも1番と2番でアレンジが変わってくる意地悪な編曲で(笑)、またいろいろやってるなって。ライブ向けというとシンプルなロックになりがちですけど、いろんな要素が入っていて。もちろんみんなで一緒に歌えたりもするので、ツアー中にリリースするにはぴったりな楽曲ですね。

鈴木 今回のシングルは音源としても楽しめると思うし、ライブ向けの一枚になったと思います。

――テンション的には今はライブが大きいですか?
鈴木 大きいと思います。特にツアー前は、自問自答を繰り返すことが多くなって、自分の今の気持ちを確認するというか。ひとり暮らしを始めてから、ひとりの時間も多くなったので考える時間が増えて、「自分が今伝えたいことって何だろう」とか、「それを伝えるにはどうすればいいんだろう」って考えるようになりますね。

――たしかに自分で考えてアイデアを出すことが、5年前よりもどんどん増えてきたりするんじゃないですか?

鈴木 多いですね。最初は右も左もわからなくて、なんとなく「自分は高校生だ」っていう守りの姿勢もあったと思うんです、無意識に。今は大阪にいたときよりも打ち合わせに参加しやすいので、いろんなことに自分の意見を出せるようになってきたなって思います。

――そうなってくると、より今やってるツアーも楽しくなってくるというか。

鈴木 今回も、「どうしてもこれがやりたい!」っていうのも入れてもらったので、ぜひ楽しみにしていてほしいです。セットリストも、リハをやったときに自分的にいい流れだと思っていて。「このときの気持ちはこの曲じゃなきゃ表せない」っていうのがちゃんと入っていて、意味のあるものになっています。「デビューのときはこういうことで悩んでいて、がむしゃらに頑張って20歳まで辿り着いて、20歳でリードしていく自分にどんどん切り替わっていって、未来に進んでいく鈴木このみ」っていうのを見せられるセットリストになったと思うんですけど、リハを終えてみて、体力的に「本番大丈夫かな?」ってちょっと思いました(笑)。でも初日の本番が終わってみるとめちゃくちゃ達成感があって!やりきったことでお客さんとの絆が深まった感がありました。

――お客さんも、リードしていく鈴木このみについていく体力をつけないといけないですね。このあとには大阪・東京とツアーがあって。その間に志倉千代丸さんのイベントがあったり、ツアーの後には海外公演も。夏まですごいライブの数ですね。

鈴木 今年の夏はライブで海外にもたくさん行かせていただきます!

――“Anisong World Matsuri at Anime Expo 2017”ではL.A.にも行かれますね。

鈴木 初アメリカです!アジアだと、どの曲が人気なんだろうとか何となくイメージが湧くんですけど、今回はまったく想像がつかないですね。去年アジアツアーをやったとき、盛り上がりとかは日本とまったく同じで、コール本とかも作ってくれていて同じコールをしてくれるんですけど、そのなかでも人気の楽曲はちょっとだけ違ったりしたので、対アメリカ人だとそれがどうなるのか、プレッシャーでもあり楽しみでもあります。あと英語のMCも頑張らないと。

――実際海外でのライブはいかがでした?

鈴木 去年アジアツアーをやったときは、ほんとに日本と変わらない盛り上がりや熱量だなって感じて。それこそアニメで日本語を勉強される方も多いみたいで、アジアツアーをやってから、日本でのライブに海外から遊びに来てくれる方も増えたんです。そういう方が、日本語が上達してるのを感じられたり。お手紙でも最初は「台湾のファソ」ってなってたのが、「ファン」ってちゃんと書けるようになっていて(笑)。勝手に自分のなかで感動がありました。そういうこともありつつ、みんな日本の文化を好きでいてくれるのが全身で伝わってきて、それがすごくうれしくて。自分も負けないように、また現地に会いに行けるように頑張らないとなって思います。

――今後は英語のファンレターも来るかもしれませんね。そして、昨年のバースデーライブで発表された新作アニメ『LOST SONG』についても、続報が待ち遠しいです。
鈴木 まだ何も言えないんですけど、もうドキドキです!アニメの声優は初で、しかも田村ゆかりさんとダブル主演!ただアーティストとして歌うときはやっぱりどこかに「鈴木このみ」が軸にあって、アニメの世界感を背負って歌ってるって感じがするんですけど、アニメでキャラクターを演じるとなると完璧に自分のことを捨ててやることになるのかなと思うので、それがすごく楽しみです。

――これまでもルーツであるミュージカル的なもので歌ったりとか、コンセプチュアルなものはあったりしましたけど、演じるというのは新しいスタイルになってきますよね。そういった意味ではまだまだ変化していくというか。

鈴木 ほんとに挑戦の一年になる気がしていて。今年の目標が作詞・作曲をすることなので、それに向けても勉強中です。ほかの人の書いた歌詞を見るときの目線が変わったりとか、曲のコードを頑張って耳コピしてみようとか。今までやったことのないことにも挑戦し始めています。歌詞の解釈とかも自分のなかで変わってきたので、今挑戦していることが歌に繋がってるんだなって、すごく感じています。

Interview By 澄川龍一(リスアニ!)
Text By 編集部

●リリース情報
13th シングル
「Blow out」
5月24日発売

【初回限定盤(CD+DVD)】

品番:ZMCZ-11125
価格:¥1,700+税

【通常盤(CD)】

品番:ZMCZ-11126
価格:¥1,200+税

<CD>
1.「Blow out」
作詞・作曲:ヒゲドライバー 編曲:ゆよゆっぺ
2.「join us」
作詞・作曲:森下昇斗 編曲:白戸佑輔
3.「Blow out」(off vocal)
4.「join us」(off vocal)

<DVD>
1.「Blow out」Music Video
2.「Blow out」Visual メイキング

●ライブ情報
鈴木このみ 3rd Live Tour 2017 ~lead~

5月14日(日)開場:16:00/開演:17:00
【愛知】名古屋市芸術創造センター
5月27日(土)開場:16:00/開演:17:00
【大阪】松下IMPホール
6月3日(土)開場:16:00/開演:17:00
【東京】TOKYO DOME CITY HALL
チケット:全席指定 ¥5,900(税込)
※東京公演のみ別途ドリンク代必要

KONOMI SUZUKI Asia Tour 2017 in Hong Kong
7月9日(日)開場:19:00/開演:19:30
【香港】九龍湾国際展貿中心G/F Music Zone@E-Max
【出演者】鈴木このみ 他
KONOMI SUZUKI Asia Tour 2017 in Taiwan
7月16日(日)開場:17:30/開演:17:30
【台湾】NeoStudio
【出演者】鈴木このみ 他

●イベント情報
CHIYO-ST. LIVE 2017 -GENESIS-
5月28日(日)開場:16:00/開演:17:00
会場:中野サンプラザ
出演者:亜咲花、彩音、いとうかなこ、佐々木恵梨、鈴木このみ、Zwei、ファンタズム(FES cv.榊原ゆい)and more!
チケット:全席指定 ¥7,500(税込)

Anisong World Matsuri
~Japan Kawaii Live~ 6月30日(金)
~Japan Super Live~ 7月1日(土)
会場:Microsoft Theater
※鈴木このみは7月1日(土)に出演いたします。

AnimagiC2017
8月4日(金)、8月5日(土)、8月6日(日)
【会場】Rosengarten

ライブ・イベント情報の詳細はこちら

関連リンク
鈴木このみオフィシャルサイトTVアニメ『ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード)』公式サイト