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【オーストラリア】豪の強襲揚陸艦に欠陥か、軍事演習見送りへ

5/25(木) 11:30配信

NNA

 オーストラリア海軍(RAN)はこのほど、RANが保有する強襲揚陸艦「HMASキャンベラ」と「HMASアデレード」の推進システムに、不具合が発生していることを明らかにした。一部では設計上の不備が原因との見方が出ており、HMASアデレードについては、6月末から始まる米国との合同軍事演習「タリスマン・セーバー」への参加を見送る見通し。シドニー・モーニング・ヘラルドが伝えた。
 両強襲揚陸艦は、スペイン系ナバンティア(Navantia)が製造したもので、購入額は計30億豪ドル(約2,500億円)に上る。RANのティム・バレット中将と、アダム・グランセル少将は、発覚した不具合について「調査を進めている段階」としたものの、設計に不備があった疑いがあると指摘。強襲揚陸艦のかじ取りを担う推進装置内に、オイルが流れ込んでいたことのほか、HMASアデレードについては、オイル中に金属粒子が混入していたことを明らかにした。
 グランセル少将によると、ナバンティアのほか、推進システムを製造したドイツの複合企業大手シーメンス、システム機能の統合を手掛けた防衛大手の英BAEシステムズの3社が、不具合の原因究明に向け調査に取り組んでいる。

最終更新:5/25(木) 11:30
NNA