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ナオミ・ワッツ、シングルマザーとしての子育ての難しさを語る

5/25(木) 23:34配信

シネマトゥデイ

 ナオミ・ワッツが、主演最新作『ザ・ブック・オブ・ヘンリー(原題) / The Book of Henry』について、5月18日(現地時間)ニューヨークで行われたAOL開催のイベントで語った。

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 本作は、母親として未熟なシングルマザーが息子の立てたある計画を実行することで、親としての新しい一面を見出す物語。11歳ながら株でシングルマザーの母スーザンと幼い弟ピーターとの生活を支える聡明な少年ヘンリー。ある日、クラスメイトでもある隣の家の少女が父親から虐待を受けているのを目撃したヘンリーは、彼女を救うためある計画を本にまとめる。それを発見した母スーザンはその計画を実行しようとし……。監督は、映画『ジュラシック・ワールド』のコリン・トレヴォロウが務めている。

 今作の脚本についてナオミは「個人的にさまざまな感情が湧き上がってきた素晴らしい読み物だったの。スーザンの2人の子供はとても素晴らしい個性を持っているわ。ヘンリーは天才で、家庭内で多くのことを任され、子供にしては過度なほど家族の面倒を見ている。本来ならば母親が責任を負うべきなのだろうけど、この家庭は違う。子供が逆に母親の面倒を見ているのよ。でも彼女自身は子育てには懸命なの。そこは共感できるのだけど……(精神的に)イマイチ大人になりきれていないのよね」と説明した。

 2人の子役との共演については「実は、二人とはすでに他の作品でタッグを組んだことがあるの。(ヘンリー役の)ジェイデン(・リーバハー)とは『ヴィンセントが教えてくれたこと』で共演して、多くのシーンを共にしたわ。(ピーター役の)ジェイコブ(・トレンブレイ)とは『シャット・イン(原題) / Shut In』で共演したけれど、一緒のシーンはあまりなかったの。だから、新たな状況下でまた2人と共演できるのはうれしいことだし、彼らの家族もすでにわたしを知ってくれているのよ」と話す。

 また、一般的に母親は、適度な距離を保って子供に接することができず、今作のスーザンのように子供たちを等身大のまま見るのは難しいのではという鋭い質問に「そうかもしれないわね。母親は自分の出来事を子供に投影するもので、どの母親にも身に覚えがあることだと思う。一歩下がって、子供たちに物事を見極めさせることは、なかなか難しいことだと思うわ」と自身の子育ての難しさも語った。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

最終更新:5/25(木) 23:34
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