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カンヌでソフィア・コッポラ監督作上映、ニコール・キッドマンらが会見

5/25(木) 12:17配信

映画ナタリー

第70回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品されている「The Beguiled(原題)」が、フランス現地時間5月24日に上映。監督のソフィア・コッポラらが記者会見に出席した。

【写真】「The Beguiled(原題)」(c)Focus Features(他4枚)

南北戦争時代のアメリカを舞台とする「The Beguiled」は、作家トーマス・カリナンの小説をもとにしたサスペンスドラマ。負傷した兵士が寄宿舎に運び込まれて来たことをきっかけに、そこで暮らす女性たちの愛憎劇が繰り広げられる。1971年には、同小説をもとにしたドン・シーゲル監督作「白い肌の異常な夜」が日本公開され、クリント・イーストウッドが出演した。

会見にはコッポラのほか、キャストのニコール・キッドマン、キルスティン・ダンスト、エル・ファニング、コリン・ファレルらが参加。初めにコッポラは「(ドン・シーゲルによる)オリジナル映画は兵士である男性の視点から描かれています。同じ物語を女性キャラクターたちの視点から描くことで面白いものができると思いました」と本作を制作した意図を明かす。

35mmフィルムを使った本作の撮影についてコッポラは「携帯電話ではなく、大きなスクリーンで観てもらうことを考えて撮っています」と述べ、「ぜひ皆さんには劇場へ行ってもらいたいです。それは、現代においてとてもユニークな体験だと思うので」と自らの考えを吐露。するとファレルはコッポラに「デヴィッド・リンチが携帯電話で映画を観ることについて話している動画を観たことある? 最高だからYouTubeでチェックしたほうがいいよ」と薦め、会場の笑いを誘った。

さらにファレルはコッポラとの仕事に関して「撮影現場の雰囲気はとてもよかったです。快適で、気楽で、信頼できるものでした」と述懐。ダンストは「もしソフィアが電話帳を手に『この映画を作ろうと思っているの』と言ってきたとしても、私は出演すると思います」と冗談交じりに語った。会見の詳細は以下の動画で確認してほしい。

「The Beguiled」は6月30日に全米で公開。日本公開は現在のところ未定だ。

最終更新:5/25(木) 12:17
映画ナタリー