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巨人・長野 ここまでの不振理由は「飲みに行ってないからですよ!」

5/25(木) 16:31配信

東スポWeb

 切り込み隊長のバットとともに上昇カーブを描けるか。巨人が24日の阪神戦(甲子園)に3―1で勝ち3連勝。先発・吉川光が危険球で退場となるアクシデントがあったものの、厳しい試合で存在感を示したのは、1番に座って絶好調の長野久義外野手(32)だった。8回には亀井の先制打を呼び込む犠打を決め、9回には2点適時三塁打。だが長野によると、いまだ“深刻な悩み”を抱えているという。

 チームの危機を救ったのは長野だった。4回まで完全投球だった先発の吉川光は、5回に鳥谷に頭部死球を与え、危険球で一発退場。だが2番手・田原が一死一、三塁の危機を乗り切ると、その後も救援陣が奮投。0―0の8回に代打・相川が右前打で出塁すると、続く長野が今季初の犠打を決め、代打・亀井の先制適時打を呼び込んだ。

 さらに長野は9回二死二、三塁で、藤川から右中間へ2点適時三塁打。その後カミネロが上本にソロを浴びただけに、結果的にこの2点が大きかった。長野は「まだ、そっとしておいてくださいよ。最近、しゃべらない方が調子いいので。『無言』ってことにしておいて」とつれなかったが、由伸監督は「きっちり送るところを送って、勝負するところではしっかり打ち返してくれた」と絶賛。「でも、それで驚くような選手ではない」と目を細めながら付け加えた。

 今季の長野はプロ入り8年目にして経験したことのない不振に苦しみ、開幕から打率は1割台に低迷。一時は二軍再調整の声も上がった。それが最近7試合は、20打数10安打7打点と打ちまくり、打率も2割3分9厘まで上昇。20日のDeNA戦からは1番に座って打線をけん引している。

 ようやく復調のきっかけをつかんだのか。実は今カード前、本紙は長野を直撃した。本人によると、打撃の状態は「全然、まだまだ」。そして記者を真顔で見据えると「僕が不振の理由、それは“飲んでいないから”なんですよ!」と突然、意味不明な話を切り出した。

 まったく理解できない告白に記者があぜんとしていると、長野は怒ったような顔で「本当なんですよ。正直、追いかけ回されて困っているんです」と打ち明けた。聞けば、今季は序盤から遠征先でも正体不明のパパラッチの追跡を受け、長野の“ライフワーク”である夜の街の巡回活動が制限され、プレーにも影響が出ているというのだ。

 そこで周囲を探ると「確かに、それは事実です。最近は飲みの席を控えているようですよ」との証言を後輩から得た。「チョーさんは“夜の人”。気軽に街へ出られないことで、ストレスをためているのかもしれません。まあ、僕らには理解不能なことですけれどね…」。並の選手であれば、節制が復調につながると考えるのが普通だが、どうやら長野の場合はそうではないらしい。

 ただ、長野が古傷の右ヒザ痛を抱えながらプレーを続けていることを周囲は知っている。本紙に放った“不振理由”も、ひそかな節制活動の照れ隠し、とも受け取れるが…。「北新地? だから、行きませんよ!」と言い放った背番号7の打棒全開に期待だ。

最終更新:5/25(木) 17:17
東スポWeb

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