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愛媛のイケメン守護神パクソンス 夢のJ1昇格へJ2最少失点目指す

5/25(木) 6:04配信

デイリースポーツ

 サッカーJ2愛媛FCで活躍する韓国人GKパクソンス=朴成洙=(21)。来日3年目で、過去2年は出場機会がなかったが、レギュラーポジションを奪った今季は開幕から全15試合にフル出場し、現在8位と好調のチームを支えている。192センチの長身を生かして好セーブを連発する若き韓流守護神に注目だ。

 来日3年目でチャンスをつかんだ。今季開幕から全15試合に出場。愛媛のゴールマウスを守る21歳の韓国人GKパクソンスは「サッカー選手は試合に出ることが一番。最初は緊張感があったけど、今は自信を持っていいパフォーマンスができていると思う」と胸を張った。

 192センチの長身でハイボールに強く、左右への動きも機敏。甘いマスクの守護神は日本語もバッチリで、守備陣との声の連係にも不安は全くない。

 2015年に来日。愛媛でプロ生活のスタートを切ったが、過去2年は出場機会が1度も訪れなかった。1年目のシーズンが終了した直後の15年12月、韓国に帰国中の練習で右膝前十字じん帯を断裂。全治8カ月の大けがで2年目のシーズンを棒に振った。

 「焦りもあったし、苦しかった。でもチームのみんなが励ましてくれて頑張れた」。特に普段から付きっきりで指導を受けるGKコーチの川北裕介コーチ(39)から「韓国代表になりたいんだろ。今やれることをしっかりとやろう」と言われ、焦りは消えた。

 昨夏に練習復帰後は体幹トレーニングなどで下半身を徹底強化。今季から間瀬秀一新監督(43)が就任すると、開幕前の練習試合でアピールを続け、スタメンを勝ち取った。3年目で実現したJリーグデビュー。2月26日、開幕・金沢戦でホーム・ニンスタのピッチに立ち「夢じゃないかと思うくらいうれしかった」と振り返る。

 最大の目標は「J1に行くこと」だ。愛媛は15年に5位に入り、J1昇格プレーオフ(PO)に進出。惜しくも準決勝でC大阪に敗れ、昇格を逃した。その悔しい一戦を、パクソンスはヤンマースタジアム長居のスタンドから見つめていた。

 第15節を終え、チームは現在8位。まだ先は長いとはいえ、2年ぶりのJ1昇格PO進出も視界に入る好位置だ。「僕が1試合に何度か相手の決定的なシュートを止めることができればチームは勝てる。J2最少失点を目指したい」。熱い志を胸に、若き守護神はゴール前に立ちはだかる。