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【山村宏樹 一発解投】田中の足で試合の雰囲気は変えられる!

5/26(金) 11:03配信

スポーツ報知

 首位を走る楽天で、また若い力が台頭してきた。ドラフト3位の田中和基だ。19~21日のロッテ戦では、走・攻・守で見せ場をつくった。19日は9回に代走で登場し、初球から二盗。さらに、思い切りの良い走塁と巧みなスライディングで、内野ゴロで三塁から生還した。20日は延長12回に決勝2ラン。21日は右翼へのファウルフライを、ネットに飛び込みながら好捕した。

 今季は外国人選手3人を2~4番に並べたり、森原、菅原ら新人投手をリリーフで抜てきするなど、梨田監督の打つ手がはまっている。田中も指揮官の期待に応え、自分のやれることを見せた。あのスピード感あふれるプレーは魅力だ。

 外国人の打順を見てもわかるように、今季の楽天は数年前とは違う野球をやっている。これが成功しているが、長いシーズンには調子の波がある。バッティングと違い、足と守備には大きなスランプはない。楽天のスタメンで足を使えるのは茂木と岡島くらい。控え選手では聖沢がいるが、足で雰囲気を変えられる田中のような選手は貴重だ。課題は打撃だが、スピードのある選手はプロのスピードにも徐々に慣れていくものだ。

 30日からはセ・パ交流戦に突入する。セ・リーグ球団の主催試合では投手が打席に立つので、代打・代走の使い方が勝負を左右することもあり得る。田中のようなタイプの選手は、活躍の場が広がるかもしれない。(スポーツコメンテーター)

最終更新:5/26(金) 11:03
スポーツ報知

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