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イノシシ捕獲事業参入へ ALSOK福島

5/25(木) 9:59配信

福島民報

 ALSOK福島(本社・福島県郡山市)は早ければ平成29年度内に、イノシシをわなで捕獲する有害鳥獣捕獲の事業に新たに参入する。東京電力福島第一原発事故の発生後、双葉郡などの被災地ではイノシシ被害が深刻化しており、同社は事業拡大で被災地の復興加速化につなげたい考えだ。
 年度内にも双葉郡をはじめとした県内市町村で事業を受注し、わなを使った有害鳥獣捕獲サービスを提供する。わなには監視カメラが設置されており、イノシシを捕獲すると、自動的にメールで画像が送信されるシステムで、省力化が図れる。
 同社は24日までに、県から事業化に不可欠な鳥獣捕獲等事業者の認定を受けた。同日現在、同社のわな猟免許取得者は7人。今後2年以内で40人まで増やす方針。
 同社によると、東日本大震災後イノシシの処分方法が課題となっている。当面は許可を受けた場所に埋設する方針。将来的には焼却施設の整備などを検討している。

■福島県内の農作物被害が深刻化

 県によると、県内の年間のイノシシによる農作物などの被害額は23年度が約4900万円、27年度が約6500万円と年々深刻化している。県内のイノシシの生息数の推計値も22年度が約3万5千頭、26年度が約4万9千頭と増加傾向にある。

福島民報社

最終更新:5/25(木) 10:07
福島民報