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就活生も驚き! 三菱UFJフィナンシャル・グループ社長が「業務の4割は機械で代替可能」と発言。銀行はこれからどうなる

5/25(木) 20:20配信

投信1

銀行への就職をめざして就活に励んでいる学生の方は多いのではないでしょうか。実際に、メガバンクを中心に銀行は人気就職先となっています。そのような中、日本の代表的なメガバンクである三菱UFJフィナンシャル・グループの社長が決算説明会の席で「同社従業員が担う業務の4割を機械やコンピューターに置き換えられる」とコメントしたことが話題を呼んでいます。銀行に就職を希望する学生はどうすべきでしょうか。また、銀行はこれからどうなるのでしょうか。

今回は著書「銀行はこれからどうなるのか」(クロスメディア・パブリッシング)の中でテクノロジーの変化により今後は銀行の姿が大きく変わってくると予測している泉田良輔氏に話を伺いました。

銀行業務で人間のスキルが求められる領域とは

――銀行の業務は機械やコンピューターに代替されていくのでしょうか。

泉田良輔氏(以下、泉田):一概にはそうだとは言えません。私は銀行における業務内容によって機械で置き換えられる度合いやそのスピードは異なると考えています。

私の考える銀行の姿は大きく4つの姿に分けられます。ひとつは決済や資産形成、個人貸出などの業務をモバイルで完結させる「モバイル型」、そして法人向け運転資金の貸出などを取引や決算データなどをもとにして行う「クラウド型」、次いでいわゆる富裕層など向けの「プライベートバンク型」、最後に企業のアドホックな資金需要に対応する「投資銀行型」です。

このうちモバイル型やクラウド型で対応できる業務に関しては当然機械やコンピューターによる置き換えが可能ですが、プライベート型や投資銀行型は引き続き人材が重要な業務といえます。銀行から見れば、この領域に関しては顧客をつかみ、適切なアドバイスやソリューションをもとにして継続的にビジネスを拡大していくことのできる有能な人材を確保できるかがカギになると思います。そもそもそうした金融においてもある種クリエイティブな領域の残る業務を回せる人材の絶対数はそれほど多くはないでしょうから、どの金融機関でも引き合いは強いでしょう。

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最終更新:5/25(木) 20:20
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