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水路埋まる 長野県飯山市山腹が崩落

5/25(木) 7:01配信

日本農業新聞

 長野県飯山市では19日に井出川流域で発生した山腹崩落を受け、農業用水路が被害を受け水田の作付けに影響が出ている。下流の桑名川地域の8・9ヘクタールの田につながる水路が埋まり、田植えや育苗に使う水が確保できなくなっている。

 市は別の川から水を引く工事に着手したものの、22日に土石流が相次ぎ仮設の配管が流され、復旧工事を中断した。

 地元のJAながのによると、現在田植えのピークを迎えており、「遅くとも6月半ばまでに田植えをしないと収量に影響が出る」(みゆき営農センター)とし、稲作ができない場合の代替作物の提案も検討する。

 市は23日から応急的に育苗する苗代に散水車で水を運ぶなど対策を取るが、復旧のめどは立っていない。市は「一日でも早く復旧できるよう最善を尽くしたい」(農林課)と話している。

 崩落規模は幅約150メートル、長さ約500メートル。国土交通省は23日、現地に専門家を派遣。飯山市などによると、原因はこの地域は急傾斜地で、気温が上がり雪解けが進み、地盤が急激に緩んだためとみられる。今後も土石流発生の危険性があり、5世帯16人に出している避難指示を継続している。

日本農業新聞

最終更新:5/25(木) 7:01
日本農業新聞