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中国の少数民族ダフール族 白老アイヌ民博で文化交流

5/25(木) 15:48配信

苫小牧民報

 中国の少数民族ダフール族が23日、白老町のアイヌ民族博物館を訪れ、同館職員らと文化交流を行った。民族衣装に身を包んだダフール族の一行は、歌や踊りを披露したほか、ムックリにも挑戦。それぞれの伝統文化を披露し合いながら交流を深めた。

 在日本ダフール族文化交流協会の榎原霞会長が今年2月に同博物館を訪れたことがきっかけで実現した。

 同博物館を訪れたのは、日本で暮らすダフール族を含む21人。博物館の展示などを通してアイヌ民族に関する見識を深めたほか、文化交流ではダフール族による伝統舞踊や歌、民族衣装を披露。また、アイヌの伝統楽器ムックリにも挑戦したところ、すぐに音が出るようになり、参加者たちは大喜び。

 交流会の最後には、ダフール族からは切り絵とゆりかごをかたどった木製の置物、博物館からはアイヌ刺しゅうのエプロンとタペストリーの記念品を互いに贈り合った。

 会場に足を運んだ中国駐札幌総領事館の張玉萍副総領事は「少数民族のユニークな交流に参加できて光栄。今後も中日友好のプラスのエネルギーを蓄積することに期待している」と今回の交流事業を歓迎。榎原会長は「アイヌ民族とは似ているところが多々あり、ダフール族にこの文化に触れてほしかった。これからも互いの文化を伝え合っていけたら」と話している。

最終更新:5/25(木) 15:48
苫小牧民報