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安心の走り 技術証明 SUBARUが衝突試験公開 太田の群馬製作所

5/25(木) 6:01配信

上毛新聞

 SUBARU(スバル、東京都渋谷区、吉永泰之社長)は24日、群馬県太田市スバル町の群馬製作所本工場で、最新の衝突安全性能をPRする試験を報道陣に公開した。運転支援システム「アイサイト」をはじめとする未然の事故防止機能に加え、事故の際でも被害を軽減できる技術力を実証。同社が掲げる「安心と愉(たの)しさ」を追求する姿勢を示した。

■強度4割増

 試験では、新型インプレッサと24日発売の「SUBARU XV」新型車に標準装備した歩行者保護エアバッグ、車の骨格となる車台「スバルグローバルプラットフォーム」の性能を紹介した。

 新型XVが時速約65キロで対象物に衝突する試験では、爆発音のような大きな音とともに一瞬で車の外側が大破したが、乗車スペースはほぼ原型のまま。運転席側ドアも簡単に開閉できた。

 新開発の車台は、衝撃の吸収力を高めたフレーム構造や部材の見直しなどによって、強度が従来車と比べて約4割増した。担当者は「改良を重ねながら、2025年までにさらに現在から4割ほど強度を高めていきたい」と先を見据える。

■歩行者を保護

 日本車では初となる、車体外側で歩行者を保護するエアバッグの試験も実施。無人の買い物カートに衝突したり、水深20センチの水ごうに勢いよく進入したりしても、人ではないことを判断してエアバッグが作動しないことを紹介した。バンパー内のセンサーが衝撃による空気の圧力変化を感知することで、人と物体を識別した。

 同社は、新しい車台と歩行者保護エアバッグを他車種でも採用していく方針。概要説明冒頭でサプライズ登場した吉永社長は「スバルの技術陣の取り組みを見てほしい」とアピールした。

最終更新:5/25(木) 6:01
上毛新聞