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ホークス内川、上からたたいてV満塁弾「ウソやろ、マジかと」 お立ち台でサファテにメッセージ

5/25(木) 6:01配信

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク10-4ロッテ(24日・ヤフオクドーム)

 ソフトバンクが中軸のアーチ競演で逆転勝ちした。同点の7回に4番内川が9号グランドスラム。自身4本目の満塁本塁打がV弾となった。5番デスパイネが反撃の11号ソロ、3番柳田がとどめの8号2ラン。3~5番によるアーチ競演は今季初。初回は川島が先頭打者アーチを放った。サファテ不在の中、岩崎が9回をきっちりと抑えた。この日試合のなかった首位楽天とのゲーム差は2・5に縮まった。

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 誰もが望んだ一打ながら、結果は内川自身、思いもよらないものだった。同点の7回1死満塁。ルーキー有吉の初球を仕留める。打球は伸びて左中間スタンドへ。2戦連発の9号は2年連続4本目の満塁弾。勝負あった。デスパイネをしのぎチーム最多となる36打点、6度目のV打。「(状況に)しびれたまま打席に入って、打って。ウソやろ、マジかと」。お立ち台でも興奮気味だった。

 勝負を制した技巧。チェンジアップを打った。低めへ落ちる球を遠くへ飛ばす方法は、すくい上げるとは限らない。内川の発想は逆に、上からたたくような形になる。「落ちていく球をこう打つからゴロになる」と落とした左拳の上面を右手の平でたたいて解説。「丸いものを丸いもので打つんで。こうすると飛んでいく」と今度は左拳の手前半分を、斜め上から押した。「そうなるようにバットの軌道を変える」と言う。

 工藤監督も脱帽だった。「直球を狙ってたらチェンジアップは引っかける可能性もあっただろうけど。変化球と読んで打ったんじゃないか。最低でも犠飛と思っていたところで、最高の結果。さすがだなと」。川島の初回先頭打者弾から2点先取した試合は、摂津のKOで混戦模様だった。6回にデスパイネの一発と敵失絡みで追いつき、そして4番の仕事。初回の逸機を悔やんだ上で、内川は「最後、どうにかしなきゃいけないところで僕に回ってきた」と責を受け止めた。

 8回には柳田にダメ押しの8号が出た。主軸そろい踏みアーチは、広島・黒田相手に主軸3連発(柳田、内川、松田)を見舞った昨年6月以来。もっとも内川は一発より「最後(8回)の中前打の方がきちんと打てた感じ」と納得した。「今日で終わりじゃない。きっちりと打撃して終わりたいと」。継続は力なりで、2000安打までM46。リーグ2位の打率も3割5分2厘に押し上げた。

 川島とそろいのTシャツでお立ち台に上がった。家族を見舞うため米国へ一時帰国したサファテの、助っ人最多セーブを記念したデザインだった。「絶対、気にしてくれてる。皆に一言ずつ声もかけてくれた。しっかり頑張ってるメッセージを届けなきゃ。相当な決断だったと思う。向こうにいる間ぐらい、気持ちを落ち着けて過ごしてほしい」。2日以来のチーム4発&2桁得点で、今季最多タイの貯金11。各自の仕事の成果だ。

西日本スポーツ

最終更新:5/25(木) 6:01
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