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空き店舗率11.8%で横ばい 16年度、広島・福山市中心部10商店街

5/25(木) 21:20配信

山陽新聞デジタル

 福山商工会議所は、広島県福山市中心部10商店街を対象とした2016年度の空き店舗調査の結果をまとめた。全体の空き店舗率は前年度比0・1ポイント低下して11・8%と横ばい。4年連続で改善したものの、空き店舗が駐車場に転換したケースも見られ、同会議所は「街中の魅力が高まってにぎわいが生まれる状況にはなっていない」としている。

 総店舗数534(前年度比5減)に占める空き店舗数は63(同1減)。空き店舗率は過去5年間で最も高かった12年度(17・3%)以降、改善が続く。だが、非店舗(空き店舗と住居、駐車場、空き地)は前年度比7増の161。買い物や飲食などのコンテンツを充実させて中心市街地の魅力を高める上ではマイナスに働いている。

 商店街別では、福山本通船町の空き店舗率が最も高い21・1%。37・5%だった前年度から16・4ポイントの大幅改善となったが、四つの空き店舗が駐車場になってカウントされなくなった影響が大きい。

 他の商店街では、福山霞銀座20・7%(前年度比0・4ポイント改善)、宮通り15・9%(同1・6ポイント改善)、福山本通12・5%(同2・2ポイント悪化)、福山元町通12・5%(同9・5ポイント悪化)―の順。5商店街で改善し、5商店街で悪化した。

 空き店舗率は、事務所や小売・サービス業などに使われていない店舗数を、総店舗数(商店街に面した1、2階の住居や店舗、空き地など全ての区画数)で割って算出。今回の調査は17年3月に行った。

 福山商工会議所は「街中で新規出店や事務所開設などを検討している事業者への経営相談に引き続き力を入れたい」としている。