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ヒュー・ジャックマンも驚き!『LOGAN/ローガン』がトランプ大統領の“壁”予見?

5/25(木) 16:30配信

ぴあ映画生活

“最後”のウルヴァリン映画となる『LOGAN/ローガン』の来日記者会見が5月25日、都内で行われ、来日中のヒュー・ジャックマンとジェームズ・マンゴールド監督が出席した。

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『X-MEN』シリーズのスピンオフ『ウルヴァリン』シリーズ最新作にして、完結編となる本作。ジャックマン演じるウルヴァリンことローガンが、邪悪な敵につけ狙われるローラという少女を守るために奮闘する。ローラこそ、大半が死滅したとされるミュータントの最後の希望だった。

大の親日家として知られるジャックマンは、「もう何度、来日したかも分からないほど。確実に言えるのは、僕の人生において、日本こそが最も多く訪問した国だということ」とあいさつ。日本が本作のPRツアーの最終地、そして公開される最後の国となり、「こんなにうれしく光栄なことはないよ」と日本のファンに感謝を述べていた。

ジャックマンにとって、ウルヴァリン/ローガン役は、国際的なスーパースターとして揺るぎない地位を築くきっかけとなった、最も思い入れの深いキャラクター。それだけに、「マンゴールド監督と一緒に、もっとふさわしい結末を模索した」と振り返り、「これぞ決定版。監督から最高の贈り物を受け取ったよ」と誇らしげ。ウルヴァリン“引退”については、「最高のパーティを退席する気分。ただ、すばらしい作品に仕上がったから、今は満足し、安堵感に包まれている」と率直な心境を語った。

また、劇中に“国境の壁”が描かれている点について、ジャックマンは「大統領選の前から、脚本には壁の描写があったが、あくまでSF的な発想だった。結果的に政治的なテーマを盛り込むことになり、驚いている。誰がリークしたのかな?」とユーモアをまじえ、硬派なメッセージ性をアピール。「どのシリーズ作品よりも、新鮮で深遠なものになった」と胸を張った。

原案と共同脚本も手がけたマンゴールド監督は、「今回は最初から、(全米でのレイティングを)R指定にすると決めていた」と明かし、「最近のアクション大作はどれも似たり寄ったりで、口に含んだ瞬間に溶けてなくなってしまうキャンディのようだ。だから、今回は世相なども取り込みながら、大胆かつ挑発的なアプローチを選んだ」。加えて、「何よりもウルヴァリンというキャラクターをたたえる作品にしたかった」と話していた。

『LOGAN/ローガン』
6月1日(木) 全国ロードショー

取材・文・写真:内田涼

最終更新:5/25(木) 16:39
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