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【速報】加計学園問題 渦中の前川前文科事務次官が会見「あったことは、なかったことにできない」

5/25(木) 18:29配信

ホウドウキョク

「総理のご意向」文書の正当性を主張

「総理のご意向」文書の流出で、疑惑が沸き上がった加計学園問題。

流出元と言われた前川前文科事務次官が、きょう記者会見を行い、「あったことはなかったことにはできない」とあらためて文書の正当性を主張した。

前川前事務次官の緊急会見の動画はこちら

会見の冒頭で前川氏は、自らを「今治市の国家戦略特区において、新しい獣医学部の新設を決定する際の事務方の責任者だった」としたうえで、「その間における行政のありかたについて、当事者の立場の中で非常に疑問に感じて仕事していた」と、加計学園が認可されるプロセスに対して疑問を呈した。

そして、「総理のご意向」などと記された一連の文書については、「在職中にあった文書だから、存在していた」とあらためて主張した。

一連の文書は、「私が昨年の9月から10月にかけて、国家戦略特区の課題について、高等教育局から事務次官として報告、相談受けた際に担当課から受け取った文書」だという。

そして前川氏は、「私が出てきてそれ(文書)がありますよということによって、文科省にとっても困った事態になるだろう」と文科省の元部下たちを思いやったうえで、「大変申し訳ないと思うが、あったことはなかったことにできない」と、会見に臨んだ決意を示した。

さらに前川氏は、加計学園の獣医学部新設認可について、「まっとうな行政に戻すことができなかった。事務次官として十分仕事ができなかった。お詫びをもうしあげたい」と陳謝した。

菅官房長官はあらためて文書の正当性を否定

この問題については、国家戦略特区で加計学園の獣医学部新設が認可された過程で、学部新設のための基準が、安倍総理の友人が運営する加計学園に有利なようにすすめられたと野党側が追及している。

その際に「総理のご意向」と記された文書が野党や一部マスコミから明らかにされたが、菅官房長官が「怪文書のようなもの」、松野文科大臣が「調査の結果、存在は確認できなかった」と述べ、その信ぴょう性が疑われていた。

さらに永田町では「文書を流出しているのは前川前事務次官」といった情報が流布しており、流出先とされた前川氏自らが文書の正当性を主張するため公の席に姿を現したのだ。

文書について菅官房長官はきょう、「文科省が調べて存在を確認できないとしたもの。それ以上でもそれ以下でもない」とあらためて文書の正当性を否定、突っぱねる姿勢を崩していない。

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最終更新:5/25(木) 18:53
ホウドウキョク