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AZU「もう一度スタートラインに立った」10年で変わった音楽観

5/25(木) 15:10配信

MusicVoice

 【インタビュー】シンガーのAZUが5月31日に、10周年記念シングルコレクション『SINGLE BEST + ~10th Anniversary~』をリリースする。東海のヒップホップシーンから生まれ、“東海の歌姫”とも言われた彼女。2007年5月30日に「CHERISH」でメジャーデビューし、今年10周年を迎える。本作は、これまでリリースしたシングル曲を収録。昨年、配信限定リリースした「again」や、今作のために書き下ろした新曲「Thank you」を初収録している。インタビューでは収録曲を通して軌跡を振り返った。ターニングポイントにあげたのは、セルフプロデュースのきっかけを作った、SEAMOとの4枚目シングル「時間よ止まれ feat. SEAMO」だった。また、初ツアー時に前兆を感じたポリープも彼女の音楽人生に大きな影響も与えた。彼女にとってこの10年間はどのようなものだったのか。

もう恥ずかしくて聴けない

――今月で10周年を迎えましたね。

 あっという間でした。「もう10年なの?」という感覚です。まだ2年目くらいの気持ちでけっこうフレッシュです(笑)。色々と過去を振り返っている感じはありますね。5周年の時は「いくぞ!」というふうにイケイケな感じでしたが、10周年は「もう10年なんだ…」と昔を思い出す作業をしています。

――今作のマスタリングをする工程で過去を振り返っていたみたいですね。

 もう恥ずかしくて聴けないという思いもありましたけど(笑)。

――録り直したいと思ったりも。

 昔の曲は一回も歌い直した事が無いので録り直したいですね。ファンの方々からしたら当時の歌い方が感覚に残っているので、それを歌い直してしまったら違う曲の印象になってしまうと思うんです。だから、現在は出来てもリマスタリングくらいなのですが。

 今聴くとやっぱり声も今と違うし、歌い方もすっごい下手だと思うんです。「よくこんなんでCDを出させてもらったな!」と自分では思っちゃうくらいで。今回のマスタリングの時にみんなに「もう感謝だわ」と言ってました。

――マスタリングにはいつも立ち合うのですか?

 そうですね。ミックス、マスタリングまで立ち合うんです。

――けっこう長い時間がかかる工程ですよね?

 でも友達が遊びに来てくれて、ずっと恋愛トークをしてたりします。「ちょっと音量下げてもらえます?」とか言ったりして(笑)。和気あいあいとやってるんです。現場はみんな仲が良くてファミリー感があります。

――ミックスの時などは音像に注文を出したりしますか?

 エンジニアさんが一緒の方の事が多いから、ツボを分かってもらえているのでそんなに気になる部分は無いんです。レコーディングでも撮影でも、何をやっても早いんです。

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最終更新:5/25(木) 15:10
MusicVoice