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F1モナコGP FP2:フェラーリのベッテル圧倒的タイムで首位。8番手と10番手のメルセデス、苦戦か?

5/25(木) 23:03配信

motorsport.com 日本版

 F1第6戦モナコGPのフリー走行2回目(FP2)が行われ、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークした。

F1モナコGP FP2リザルト

 フリー走行1回目(FP1)の後、1時間半のインターバルを挟み、FP2がスタート。

 まずはマシントラブルを抱えたせいで、FP1のセッションのほとんどをガレージで過ごしたルノーのニコ・ヒュルケンベルグとザウバーのマーカス・エリクソンがコースインした。それにハース勢と、ジョリオン・パーマー(ルノー)らが続く。

 序盤での好タイムを記録したのは、トロロッソのダニール・クビアトであった。ウルトラソフトタイヤを装着したクビアトは、1分13秒331をマーク。それに姉妹チームであるレッドブルのマックス・フェルスタッペンが約0.1秒差で2番手につけた。

 セッションスタートから10分後、フォースインディアのエステバン・オコンがリヤを滑らせ、マシンの左ホイールをアウト側のガードレールにヒット。オコンは自走でピットに戻り、ガレージでの作業に入った。またパーマーもマシントラブルを抱えることになった。ミラボーの入り口でパーマーのマシンが煙をあげ、トンネル手前でマシンを停車させた。

 その間、メルセデスのふたりがスーパーソフトタイヤを履いてピットアウト。3番手のカルロス・サインツJr.(トロロッソ)の0.3秒差で4番手につけたルイス・ハミルトンは、チーム無線でスーパーソフトの感触が芳しくないことを報告した。

 セッションスタート20分過ぎたところで、作業が長引いていたフェラーリのセバスチャン・ベッテルが、スーパーソフトを履いてようやく1回目のコースイン。1分14秒036を記録し、同じタイヤコンパウンドのメルセデス勢を上回り、5番手タイムとなった。

 その間、レッドブルのダニエル・リカルドが、1分13秒280(ウルトラソフト)をマークしてトップタイムを塗り替えた。その後、レッドブルとトロロッソの2チームはロングランに入った。

 その間にウルトラソフトのキミ・ライコネン(フェラーリ)が、リカルドの0.003秒差で2番手。ベッテルもウルトラソフトに履き替え、1分12秒759をマークしてトップに立ち、さらにそのタイムを1分12秒720まで延ばした。

 セッション残り37分のところで、ランス・ストロール(ウイリアムズ)がクラッシュを喫した。ボー・リバージュを上がった左コーナー”マセネー”でリヤを滑らせてしまい、カウンターを当てたものの間に合わず、アウト側のガードレールに激しくクラッシュした。マシンはフロントウイングが脱落し、マシンの右側面が大破してしまった。その影響でバーチャルセーフティカーが出動し、さらにその後レッドフラッグとなった。

 残り30分というところからセッションが再開。各車ともにロングランにプログラムを移した。もっとも柔らかいウルトラソフトタイヤでも、ほとんどデグラデーション(タイムの劣化)が見られず。決勝レースでも、ピットストップ回数が少なりそうな予感だ。

 結局、FP2はベッテルが首位。2番手は0.4秒差でリカルド、3番手はライコネンだった。

 4番手以下は、クビアト、サインツJr.、フェルスタッペン、セルジオ・ペレス(フォースインディア)、ハミルトン、ケビン・マグヌッセン(ハース)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)という順位となった。

 メルセデス勢はスタートしてから40分後にスーパーソフトからウルトラソフトに履き替えてコースインしたものの、上位に上がってくることはなかった。しかも、彼らはFP1と比較してもペースを落としており、その真意が気になるところだ。

 マクラーレンのふたりは、ストフェル・バンドーンが11番手、12番手にジェンソン・バトンが続いた。

 フリー走行3回目は1日休みを挟んで5月26日(土)、日本時間18時よりスタートする。