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快適性へ技術アピール 「人とくるま」展開幕

5/25(木) 8:13配信

カナロコ by 神奈川新聞

 国内最大の自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2017」(自動車技術会主催)が24日、横浜市西区のパシフィコ横浜で開幕した。26日まで。自動車や部品、材料メーカーなど562社が出展し、過去最大規模。県内企業も自動運転や環境性能の向上を見据え、快適性を追求した独自技術をアピールした。

 自動車照明やミラーを手掛ける市光工業(伊勢原市)は、自動運転に関連してドライバーと歩行者らとの意思疎通の手段として、ライトを活用する技術を提案。世界初のコンセプトで、ライトの色や発光の仕方などで、歩行者に横断を促したり、周囲に車間距離を伝えたり、さまざまなコミュニケーションへの応用を想定する。従来のルームミラーをカメラとディスプレーに置き換えた最新システムや、安全性と視認性を両立したハイビーム走行などの技術も紹介している。同社は「自動運転で照明やミラーの位置付けも大きく変わる。次世代をにらんだ開発状況を知ってほしい」と話した。

 自動車内装部品の河西工業(寒川町)は、内装品に用いる樹脂の無塗装化で、環境性や作業効率、外観を向上させた独自技術を紹介。同社は「高品質で価格競争力のあるラインアップを意識している」とした。

 ばね大手のニッパツ(横浜市金沢区)は、自動運転の車内で快適に過ごせるようマッサージや全身空調機能を搭載した座席シートを提案。長距離運送など厳しい労働環境に身を置くドライバーの疲労を軽減する薄型サスペンションシートも、来場者の関心を集めていた。ベアリング機器などを手掛けるオイレス工業(藤沢市)は、シートの振動を低減する独自技術の開発状況や、低摩擦で長寿命のベアリングなどを展示している。

 日産自動車(横浜市西区)は、ミニバン「セレナ」に搭載された高速道路の単一車線での自動運転技術「プロパイロット」をバーチャルリアリティー映像で体験できるコーナーなどで、自社技術をアピールしている。

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