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「ヤママユ 育って」 八尾・県がうん天蚕の会

5/25(木) 14:47配信

北日本新聞

 ヤママユの養蚕に取り組む「県がうん天蚕(てんさん)の会」(友咲貴代美会長)は25日、富山市八尾町樫尾のクヌギ畑で、ヤママユの卵を付けた紙を枝に巻き付ける「山付(やまつ)け」を行った。卵は1週間ほどでふ化し、6月下旬から7月にかけて繭を作る。

 ヤママユは「天蚕」とも呼ばれ、繭から光沢の美しい黄緑色の糸ができる。友咲会長は八尾町に古くから伝わる養蚕文化を受け継ごうと活動し、山付けは9年目。紙には昨年夏に産まれ冷蔵保存していた卵を20粒ずつ貼り付けてあり、会員の家族らと一緒に丁寧に枝に付けていた。

 ことしは370本のクヌギに卵1万5600個分を山付け。このうちしっかりとした繭を作るのは半分ほどで、生糸にして1キロの収量を予想している。会ではこれまで生糸でストールやネクタイ、ドレスを製作してきた。友咲会長は「新たな活用法を考え、多くの人に天蚕の良さを知ってもらいたい」と話している。

北日本新聞社

最終更新:6/11(日) 9:15
北日本新聞