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ブライアン・メイ、英爆発事件に言及。同会場でのライブを控え「信念を貫くしかない」

5/25(木) 12:40配信

RO69(アールオーロック)

5月22日(日本時間23日朝)に起きたアリアナ・グランデのコンサート中の爆発事件だが、この事件に対しクイーンのギタリストであるブライアン・メイが「これ以上にない凄惨な事件」だと語っている。

事件ではコンサート帰りの観客が巻き込まれ、22名の犠牲者を出しているが、事件後にブライアンは次のようにツイートしている。

Sending love to Manchester. To all our friends there and all who are grieving for their families. Shocked and sad. Bri— Dr. Brian May (@DrBrianMay) 2017年5月23日

「マンチェスターに愛をお送りします。現地のぼくたちの友人すべて、そして家族の不幸に見舞われた人たちすべてに。ショックと悲しみを受けています」


その後「NME」誌の取材を受けたブライアンは、事件のニュースを知ったのは翌日に目を覚ましてからで、まずは自分の嘆きとお悔やみを伝えるためにツイートしたと説明している。

そして事件については「これ以上にない凄惨な事件だよ。僕としては、子供たちを爆死させるほどの憎悪を誰かが内に抱えることなんてほとんど想像できないことなんだけど」と語っている。

さらにブライアンは悲劇からは知識と自覚が芽生えると語り、2001年の同時多発テロ事などの事件は「自分たちを見直すための機会だったのに、9.11事件では僕たちはそれに失敗したようだね。僕たちもそのまま人々に対する爆撃へと向かったから」と語った。

そして、「もし僕たちがこうした暴力的な行動に対して、自分たちも暴力的になり人種差別的な対応の仕方で解決できると本気で思うのなら、世界にとっての最大級の悲劇を生み出しつつあることになるんだよ。なぜなら物事は、そのような形で手が付けられなくなっていくものだからなんだ」と冷静な対応を呼びかけている。

インタビューの映像はこちらから。
http://www.youtube.com/watch?v=Jn8U2udwBtc

また、「僕としては暴力のサイクルは断ち切らなきゃならないと思うし、こういう恐ろしい事件については苦しみを分かち合うような憐みをもって接しなきゃいけないと思うんだ。だからといって、自爆した犯人に対してそう思えってことじゃないよ。

でも、世の中全体を見回して『自分たちはこの世の中でどういう役割を負えばいいのか』って考えるべきなんだ。もちろん、まずセキュリティは厳戒にしていかなきゃならない。でも、ぼくたち(クイーン)は12月にマンチェスター・アリーナ公演を控えてるんだ。

ここでは前にもやったことがあるし、12月もまたやるよ。中止なんてことにはしないよ、それこそ、テロリストの思うつぼだから。あいつらは僕たちの生活を壊したいんだよ、音楽を作ったり、みんなで踊ったり、楽しく過ごすことをやめさせたいんだ。

連中の狙いはまさにそこだよ。だから、僕たちも自分たちの信念を貫くしかないんだよ、人生はしっかり生きなきゃしようがないって。

だから、セキュリティもしっかりやっていくしかないってことだけど、もっと重要なことは深層の原因をよく確かめるってことなんだ。どうして僕たちはこれほど世界から憎まれているのか? 理由は色々あるはずだし、これまでに起きたことすべてについて一度ひもといて、最初からやり直すべきなんだよ」

RO69(アールオーロック)