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世界遺産をWebで発信 串本で地図づくりイベント

5/25(木) 17:01配信

紀伊民報

 昨年10月に世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に追加登録された和歌山県串本町の熊野古道大辺路4カ所のうちの一つ「飛渡谷道」(串本町田並)やその周辺を歩き、観光客らに必要な情報を集めてウェブ上の地図「オープンストリートマップ」(OSM)に書き込むイベントが6月3日に開かれる。


 串本町観光協会、古座観光協会、県内のITエンジニアのコミュニティー「Wacker(ワッカー)」の主催。世界遺産に追加登録されたものの行き方などがあまり知られていない熊野古道について、正確なルート地図を作り、ウェブやITの力で発信するのが目的。

 OSMは、自由に使えて編集もできる世界地図を作るための共同プロジェクト。ウェブ上には、印刷して配布することが禁じられているなど利用制限が厳しい地図もあるが、OSMは自由度が高く、災害時の活用や観光マップへの応用が期待されるという。

 今回は「マッピングパーティーin串本 世界遺産に追加登録された熊野古道をマッピングしよう」と題し、串本町で初企画。マッピングパーティーとは、地元の人が集まって地域の地図を充実させる活動。現場で写真を撮ったり、メモを取ったりして情報を集め、ウェブ上の地図に書き込む。参加者が地域を深く知るきっかけにもなるという。

 当日は、田並公民館に集合。午前10時半~正午にオリエンテーションがある。昼食を食べた後、午後1時から飛渡谷道で現地調査。公民館に戻り、3時から編集してOSMに書き込む作業をし、5時から成果発表会をする。OSMの専門家を講師に招く。

 5月30日まで参加の予約を受け付けている。参加費は、弁当代などを含め千円。筆記用具やバインダー、OSMの編集に使うため、各自ノートパソコンやスマートフォン、タブレットなどを持参すること。

 申し込み、問い合わせは大橋さん(080・9472・2796)へ。

最終更新:5/25(木) 17:01
紀伊民報