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ポルシェ911ターボ、まさに能ある鷹は爪隠す-地味だが高性能で低燃費

5/25(木) 6:55配信

Bloomberg

能ある鷹(たか)は爪を隠す。これはスポーツからビジネスに至るまであらゆることに当てはまるルールだ。また、着る服や運転する車にも当てはまる。そのため、特別な車を持っていても大騒ぎする必要はない。分かってほしい人には分かってもらえるからだ。

その格好の例が、私が最近ロサンゼルスで運転した2017年型「ポルシェ911ターボ・カブリオレ」だ。18万2000ドル(約2000万円、内装オプションや手数料を含む)と非常に高価な車だが、一部の通気口を除けば外観は8万ドル安い「ポルシェ911カブリオレ」と大差なく見える。

また、同じカテゴリーの他の車「アウディR8スパイダー」 (17万5100ドル) や「メルセデス・ベンツAMG S63カブリオレ」(17万6400ドル)と比べると、地味な印象を受ける。

他の2つのコンバーティブルがサイド部分の通気口や光り輝くグリルなどで運転性能の高さを伝えているのに比べると、911ターボ・カブリオレは控えめで、平凡にさえ見える。

しかし、それは素人目での判断だ。実際のところは、17年型ポルシェ911カレラ・ターボ・カブリオレの加速はアウディやメルセデスを上回る。同じセグメントの車の中では、最高速度(時速198マイル=約320キロ)やハンドリングの点でトップクラスだ。

他の派手なコンバーティブルと比べると燃費効率も良い。内部スペースや毎日運転する価値、燃費効率の良さを考えると、実用的だと言ってもいいかもしれない。

要するに、私はこの車が自らの良さをひけらかさないところが気に入っている。この車は自らを証明する必要も、宣伝する必要もない。 大半の人がその能力やどんなに高価であるかに疑いの目を向けないだろうことも、申し分のない購入の理由だ。

原題:The 2017 Porsche 911 Turbo Cabriolet: $182,000 Worth of Speed(抜粋)

Hannah Elliott

最終更新:5/25(木) 6:55
Bloomberg