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ニュージーランド卒業生の会「NZACJ」発足、認知拡大へ本格始動

5/26(金) 7:45配信

リセマム

 ニュージーランドの独立政府機関であるニュージーランド大使館 エデュケーション・ニュージーランド(Education New Zealand、ENZ)は5月19日、ニュージーランド卒業生の会「New Zealand Alumni Club of Japan(NZACJ)」の発表会を行った。ニュージーランドに縁のある元・留学生や、日本に留学中のニュージーランド生徒など約100人が集い、ニュージーランド談義に花を咲かせた。

事務局長を務めるトゥモロー代表取締役の天野智之氏

 「New Zealand Alumni Club of Japan」は、ニュージーランド留学経験者を繋ぐ、いわば同窓会のような組織。入会対象は、学生ビザを取得して3か月以上ニュージーランドに留学した者か、日本在住のニュージーランド出身者。留学先としてのニュージーランドの認知度向上のため、NZACJは今後、留学フェアや勉強会などのイベントを通じ、会員同士の交流を深めていくとしている。

 ニュージーランドはこれまで、留学帰国生が登録できる総合的な組織や会を持ってこなかった。スティーブン・ペイトン駐日ニュージーランド大使は、「Education New Zealandの主導により、NZACJの設立にこぎつけることができ嬉しい」とコメント。ニュージーランドの留学生受入れ体制について「日本と同じ島国であることから海外への興味がもとより高く、留学生をおおらかに受け入れる措置が整っている」と述べ、日本からの留学生を歓迎する意を述べた。

 NZACJの事務局長は、国別留学情報誌「Study in」シリーズを始めとする留学・海外生活情報雑誌の企画制作などを手がけ、自らもニュージーランド留学生のひとりであるという、トゥモロー代表取締役の天野智之氏が務める。天野氏は、留学がまだ一般的でなかった故郷から異国の地、ニュージーランドへ飛び立つまでのエピソードを披露。現在の事業の礎を築いたニュージーランドでの学びや出会いを、NZACJの活動に還元する姿勢を示した。

 発表会当日は、ニュージーランド南島のNelson(ネルソン)に留学し、Garin College(ギャリン高校)を主席で卒業したという川田崇太郎(そうたろう)さんが登壇。慶應義塾普通部からニュージーランドへの留学を決断した背景や、留学先で学んだこと、人との触れ合いについて語った。留学当初はまったく英語が話せなかったこと、街のスーパーマーケット内を裸足で歩く人々のおおらかさに驚いたこと、分け隔てなく接してくれた現地の友達に救われたこと、留学生にも親身になって指導してくれた教師についてなど、川田さんがニュージーランドで得た経験は彩り豊か。会場からは、困難を克服し主席となった川田さんに向け、あたたかな拍手と賞賛の声が溢れた。

 NZACJは現在、留学フェア、キャリア支援などを行うNZACJメンバーを募集している。キャリア支援としては、ニュージーランド留学経験者を欲する企業とNZACJメンバーをつなぐ、就職サポートを実施する予定。詳細な入会条件は、NZACJの特設Webサイトで確認できる。

《リセマム 佐藤亜希》

最終更新:5/26(金) 7:45
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