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「結果への責任は自分で取って」 台湾、中国大陸に呼び掛け

5/26(金) 13:08配信

中央社フォーカス台湾

(台北 26日 中央社)行政院(内閣)大陸委員会の邱垂正・副主任委員兼報道官は25日、世界保健機関(WHO)総会への台湾の参加を阻み続ける中国大陸に対し、台湾の人々の権利と感情を何度も傷つけるのはやめ、自分でまいた種は自分で刈り取るよう呼び掛けた。

ジュネーブで開催中の今年のWHO総会では、台湾の参加問題について注目が集まっている。これまでに日本や米国など18カ国が直接的または間接的に台湾の参加支持を表明。中国大陸は各国に対し、「内政干渉」をやめるよう求めている。

邱氏は台湾のために発言してくれた友好国に感謝を示した。一方で、台湾の国際参加が中国大陸から阻害されるのは長期にわたる挑戦だとし、両岸(台湾と中国大陸)関係の改善を目指すと同時に、国の尊厳や民主主義制度、国際参加に向けた決意は頑なに守っていくと述べた。

中国大陸の兪正声・全国政治協商会議主席は24日、「(『一つの中国』原則をめぐる)『92年コンセンサス』と台湾独立反対の政治的立場を変えようとするいかなる行為も受け入れられない。どんな形の台湾独立であれ失敗に終わるだろう」と発言。

これに対して邱氏は、中華民国は主権国家であり、施政は民意を拠りどころにしていると言及。中国大陸の一方的な政治的主張や立場は受け入れられないとし、「一つの中国」原則を前提に政府の責任を追及するやり方は両岸関係進展の助けにはならないと非難した。

(繆宗翰/編集:名切千絵)