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MRJ、パリ航空ショーでANA塗装機お披露目

5/26(金) 18:38配信

Aviation Wire

 三菱航空機は5月26日、6月のパリ航空ショーに開発中のリージョナルジェット機「MRJ」を出展すると正式発表した。本紙が4月に報じた通り、ローンチカスタマーである全日本空輸(ANA/NH)のカラーをまとった機体を披露する(関連記事)。

【MRJの客室モックアップ】

 6月19日からパリ郊外のル・ブルジェ空港で開かれるパリ航空ショーに、MRJの飛行試験3号機(登録番号JA23MJ)を持ち込む計画。機体の塗装を米国でANAのカラーリングに塗り直し、客室の内装を変更して航空会社やリース会社など、関係者向けに公開する。

 パリ航空ショーは世界最大級の航空ショーで、世界各国から航空関係者や政府要人が集まる。三菱航空機は例年、客室を模したモックアップを会場に展示し、売り込みを図ってきた。

 今回の機体お披露目には、親会社の三菱重工業(7011)の宮永俊一社長や三菱航空機の水谷久和社長、ANAホールディングス(9202)の篠辺修副会長が出席を予定。三菱航空機では、ANA塗装機を出展することについて、ローンチカスタマーに敬意を表するためだとしている。

 一方、すでにANA塗装が施され、国内での飛行試験に投入する予定だった5号機(JA25MJ)は、当面飛行しない見通し。設計変更が進んでいることから、現在は県営名古屋空港に隣接する最終組立工場で、機器配置の見直しなどに使われている。

 MRJは2008年3月27日、ANAがローンチカスタマーとして25機(確定15機、オプション10機)を三菱重工に発注し、事業化が決定。開発に手間取り、当初2013年だった納期は5度目の延期により、2020年半ばを計画している。

 ANAのほか、32機を確定発注した日本航空(JAL/JL、9201)など、7社から計427機を受注。内訳は、確定受注が約半数の233機で、残りはキャンセル可能なオプション契約が170機、購入権契約が24機となっている。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:5/26(金) 18:53
Aviation Wire