ここから本文です

【英国】英経済、第1四半期は0.2%拡大 サービス業伸び悩み下方修正

5/26(金) 11:45配信

NNA

 英政府統計局(ONS)は25日、2017年第1四半期(1~3月)の国内総生産(GDP、改定値)が前期比0.2%拡大したと発表した。速報値から0.1ポイント下方修正され、伸びは2016年第4四半期の0.7%から減速。17四半期連続でプラス成長を維持したが、サービス業や個人消費が伸び悩んだ。
 産業別に見ると、英国経済の原動力であるサービス業は0.2%増と、前期の0.8%増から伸びが減速。うち、ビジネスサービス・金融は0.6%伸びた。一方、流通・ホテル・レストランは0.6%減り、自動車販売を含む運輸・倉庫・通信は0.2%減少している。
 鉱工業は0.1%増えたが、速報値から0.2ポイント下方修正された。うち製造業は0.3%増えた。採鉱・採石は1.8%、水道・下水・廃棄物処理は0.7%それぞれ増加。一方、電気・ガス・蒸気・空調供給は大きく4.3%縮小している。
 農林水産業は0.3%増加。建設業は0.2%増え、前期の1%増から減速した。
 支出項目別では、投資を示す総固定資本形成が1.2%増と、前期の0.1%増から大幅に改善。家計最終消費支出は0.3%増えたが、前期を0.4ポイント下回った。政府最終消費支出は0.8%拡大している。
 貿易は輸出が1.6%縮小した半面、輸入は2.7%増加。輸出から輸入を差し引いた純輸出はGDPを1.4ポイント押し下げている。
 英中銀イングランド銀行は先に、今年のGDP成長率見通しを従来予想の2%から1.9%に引き下げた。一方、シンクタンクの国立経済社会研究所(NIESR)は、今年は1.7%、来年は1.8%になるとの見通しを示している。

最終更新:5/26(金) 11:45
NNA