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【ドイツ】リンデ、プラクスエアとの合併条件で基本合意

5/26(金) 11:45配信

NNA

 独産業ガス大手リンデ・グループは24日夕、米同業プラクスエア(Praxair)との対等合併の詳細について基本合意したと発表した。労組の反対で遅れていた計画を実行に移す格好だ。
 両社の合併をめぐっては、本社を米国に置くことやガバナンス(企業統治)をめぐる意見対立が解けず一旦頓挫したものの、昨年12月に基本条件で合意が成立。これにより両社は競合の仏エアリキードを抜き業界首位に躍り出る見通しとなった。ただ合併には両社の取締役会などの承認が必要で、実現する保証はないとしている。
 リンデの戦略的な決定に対し実質的な拒否権を持つ労組は、本社が国外に移ればリンデ側の影響力が弱まるとして、合併計画に強く反対。推進役とみられるウォルフガング・ライツレ会長は意見が割れれば、自身のキャスティングボートを行使する考えを示している。
 なお両社の統合に伴い新たに設立する持ち株会社の本社は、アイルランドに置かれる可能性が高い。[M&A][労務]

最終更新:5/26(金) 11:45
NNA