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【インド】日立が太陽光市場参入、18年度は目標5万kW

5/26(金) 11:30配信

NNA

 日立ハイテクノロジーズは、インドの太陽光発電市場に参入した。地場と組んで、日本企業の現地拠点に屋根設置型の太陽光発電設備を導入する。インド政府は、国家戦略として2022年までに消費電力全体の16%を太陽光と風力発電で賄う方針。両社は協業を通じて、2018/19年度(18年4月~19年4月)は約50件、出力ベースで5万キロワット(kW)の導入を目指す。
 地場の再生可能エネルギー関連会社クリーン・マックス・エンビロ・ソリューションと組んで、今月から営業を始めた。日立ハイテクが、太陽光パネルと関連機器の調達や日本企業の紹介、日系金融機関を活用した低金利のローンサービスを手掛け、クリーンが設計、施行、維持管理を実施する。主に日系企業の工場での導入を見込む。
 顧客には、設備をリースした上で長期売電契約を結ぶ形式と、顧客が設備を自ら保有し、自家消費や余剰分の電力を売電する形式の2パターンを提案する。
 日立ハイテクが、インドで太陽光発電事業を手掛けるのは今回が初めて。インド政府が「ジャワハルラル・ネルー・ナショナル・ソーラー・ミッション(JNNSM)」政策の下、21/22年度までに容量1億kW相当の太陽光発電設備を導入する目標を掲げており、このうち屋根設置型で全体の40%の導入を目指していることから、需要拡大が見込めると判断した。
 インドは日射量が豊富で、屋上型の太陽光発電設備から供給される電力は、既存の火力発電施設などと比べて、20~30%安いといわれる。日立ハイテクとクリーンは20/21年度に日系企業100件、出力ベースで10万kWの導入を目標に掲げる。両社は東南アジア諸国連合(ASEAN)への横展開も視野に入れている。

最終更新:5/26(金) 11:30
NNA