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ハム大谷の離脱後初ブルペンをメジャーが危惧する理由

5/26(金) 12:17配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 投打の非凡な才能はすでに実証済み。早ければ今オフにも大谷翔平(22=日本ハム)を迎え入れたいメジャーは、とにかく無事に米国に来てさえくれればいい、仮に下半身の状態が芳しくないならば、これ以上、悪化しないうちにできるだけ早い時期に来てもらいたいというのが本音とか。

 大谷は現在、右足首痛に加えて、左太もも肉離れで離脱中だが、「日本でヘタな手術でもされて、おかしくなったらかなわない。治療はこっちでやるから、とにかくさっさと体だけ渡してもらいたい」というメジャー関係者も中にはいるらしい。

 さて、そんな大谷が25日、鎌ケ谷の二軍施設で左太もも肉離れ後、初のブルペン入り。10メートルほど先に置かれたネットを目掛け、30球ほど投げ込んだ。

 本人がどう考えているかは定かじゃないが、少なくとも首脳陣とフロントの間では、最初に野手として戻ることが確認されている。

 左太ももの肉離れはともかく、右足首に関しては手術をしない限り完治はしない。今後、野手としてだましだましプレーすることはできても、下半身に不安を抱えたまま実戦のマウンドに立てば、どうしたって上体に頼った投げ方になる。その結果、投手の生命線ともいえる肩や肘を痛める可能性が生じるからだ。

 大谷は高校時代も含めてこれまで、肩や肘に大きな故障がない。165キロの速球を投げる剛速球投手でいながら、肩肘に故障がないのは大きな強みでもある。米国で一時期、「総額300億円」の値段が付いたのは、そんな背景もある。

 しかも、肩肘は消耗品だ。今年いっぱい野手に専念すれば、少なくとも消耗は抑えられる。大谷の将来を考えれば、下半身に不安を抱える今季は野手に専念するのがベスト。

「日本ハムのチーム事情にもよるが、今季はできれば投手として起用しないでもらいたい。無理をして投げて肩肘を痛めたりすれば、目も当てられないからね」とは、あるメジャースカウトだ。

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