ここから本文です

【SKE連載1】大矢真那「目標は選抜入り、それからがファンへの恩返し」

5/26(金) 16:32配信

東スポWeb

【~第1党奪回へ~SKE48逆襲宣言(1)】日本の6月の風物詩ともなってきた「AKB48シングル選抜総選挙」。今年は6月17日、沖縄で開催される。東スポWebでは「~第1党奪回へ~SKE48逆襲宣言」と題して、SKEの注目メンバー14人のインタビューを14日間連続で掲載。第1回は、SKEの浮沈の鍵を握るとも言われる大矢真那(26)を直撃した。昨年の出場辞退、そして再び出馬を決意した真意について、語ってもらった。

 ――昨年出なかった理由から聞かせてください

 大矢:ファンの人に申し訳ないという気持ちの限界がきてしまったというのが一番大きいです。第1回から総選挙に参加させていただいてて、2回からすごくいい順位に入れていただいていたんですけど、その結果を生かすことができなかった。何かに(仕事で)選ばれる時も自分が入れなかったりというのが続いて。同じ選挙でいい結果が出たから選ばれたメンバーもいたんですけど、私はなれなかった。ファンの方に恩返しできてないもどかしさと申し訳なさがずっと積もっていたんです。もうファンの方に申し訳ない思いをさせるのは嫌だなと思い、辞退しました。

 ――選挙の結果が伴わなかったショックというのが、結構あったわけですか

 大矢:それは毎年毎年、AKBもSKEもすべて含め、毎年365日思ってました。ファンの方に「よっしゃ」て思っていただける報告ができなかった。一昨年、20位でしたが、そんなに簡単に取れるものじゃないと思うんです。でも前と変わらなかったんです。そういう1年を通して…。

 ――20位の重みは感じられなかった

 大矢:いや、自分ではすごく感じてました。ただ仕事に生かすことができなかった。選挙の結果でいい仕事を与えられているメンバーもいるから、自分と比べちゃうんです。

 ――苦しい1年だった

 大矢:(順位は)うれしかったけど、ファンの方にごめんなさいという気持ちがずっとあったので…。でも、結局自分の責任なんです。自分にこういう武器があればとか、結局そこだと思う。だから自分が何もできなくて取りえもなくて、秀でているものもなくて、こういうところにいてごめんね、っていう感じです。

 ――でも大矢さんのファンは熱い

 大矢:だからなんです。ファンの方は私のために頑張ってくれてる。だから私が頑張らなかったら、ファンの方はもっと気楽に選挙とか臨めたのかな、頑張らないほうがいいのかな、と考えました。

 ――真面目すぎ

 大矢 言われます(苦笑い)。

 ――再び出る気持ちになったのは

 大矢:48グループにいるからには、出馬はしなきゃいけないと思っているんです。去年辞退して、ファンの方から本当にたくさんの言葉をいただきました。私は考え過ぎだから、選挙で(いい順位に)入ったら「さすがじゃん、私のオタク」ぐらいの気持ちでいてほしい、申し訳ないと思わないでほしい、だから出てほしかったという声も多くて。

 ――決断はいつ

 大矢:選挙が発表される前には「今年は出るんだな」と思っていたので1、2月です。

 ――目標順位は

 大矢:16位です。選抜です。16位にいきたいというのは私の願望。16位に入れたからファンに恩返しができるというのはまた違う。16位になって、それからがファンの方への恩返しです。

 ――手応えは

 大矢:うーん(少し考える)。2016年はファンの方に胸を張れる1年じゃなかった。去年、腰をけがしてしまい、公演を休んでしまったときもあった。歩けないくらいの腰痛になってしまったんです。

 ――そんなことがあったんですね

 大矢:でもファンの方には言いたくなくて。今はだいぶ治ったから初めて言うんですけど、ファンの方に痛いんだと思われるのが嫌だったんです。心配かけるのも。いきなり来た痛みで、踊ってる最中に急に動けなくなり、人に体重全部をかけないと足を一歩踏み出すこともできないぐらいの感じだったんです。それを伝えなかったので「元気ないね」「公演手を抜いてるでしょ」と見られちゃって。(腰痛のことを)言えばファンの方は納得してくれると思ったんですけど、絶対言いたくなかったんです。

 ――いつですか

 大矢 昨年の8月から今年のアタマぐらいです。いろんな病院に行った何度もレントゲン撮って…。

 ――それはつらかった

 大矢:そういう一年だったので、余計に(選挙に)出るべきじゃないかなと思ったんです。がむしゃらにもできなかった一年。すごく悔いが残るというか、そのときに公演に見に来てくれた方に対して申し訳ないと、すごく思ったんです。

 ――1期生として、昨年SKEが第1党から落ちたという責任感があったのかなと思ったんですが

 大矢:第一には自分の気持ちですが、それ(SKE)もあります。一度は第1党になれたのに、キープできなかった。といっても(ランクイン上位者で辞退したのは)私とかおたん(松村香織)。いろんな声が聞こえてくるんですよ。若手に譲ったほうがいいみたいな。でも私はどうぞ譲りますよと言えるような立場じゃないんです。常に必死で余裕もない。ファンの方から、いいかげん自信を持ちなさい、と思われている気がします。

 ――SKEといえば、ようやく冠番組(SKE48 結びのイチバン!)が始まった

 大矢:毎回少人数なので、一人ひとりにスポットが当たるのはいいことだと思います。絶対に話せて映るという、とても優しい環境を作っていただいている。ありがたいです。前回のレギュラーは大人数でわいわいという感じでしたから。ただそれで「今日、ひと言もしゃべれなかった」という反省もしたし、他のみんなもそうだった。そういう経験をすることも大事。4、5期までは経験していると思う。

 ――大矢さんだから言える指摘ですね。1期生として、さらにファンへの思いに応えるために出る今回は、今までとはプレッシャーも違う

 大矢:毎日、国内や海外の選挙がニュースで流れているじゃないですか。「選挙」とか「投票」とかの文字や音が入ってくるたびに、この…胃のちょっと、みぞおちのあたりが「うっ」みたいな(と言って拳を当てる)。結構プレッシャーに感じてて、こんな年は初めてです。

 ――でも覚悟はある

 大矢:はい。それでもちゃんと覚悟して出る総選挙です。この一年はファンの方も不安にさせてきたと思うんです。いろいろ言いたかったけど言葉をのんでしまった部分とか、自分がこう変われば、ファンの方もちょっと楽になるんじゃないかとか、ぶれた気持ちだった一年を反省してます。自分のダメな部分は隠すと思うんですけど、私はファンの方に伝えたいなと思っちゃうんです。ダメな部分もある私だけど、応援してくださっているファンの方を大切にしていきたいし、ファンの方からも「一番の自慢の推しだ」って言ってもらえるようになりたい。だから、私が何も言わないときは、ちょっと察してほしいな(笑い)。わがままでごめんなさい!(笑い)。

☆おおや・まさな=1990年11月6日生まれ。愛知県出身。2008年第1期生に合格。チームS所属。総選挙は第1回目から参加(圏外)。以後、24位、30位、27位、29位、30位、20位と高い人気を誇る。昨年は辞退。

最終更新:5/26(金) 21:31
東スポWeb