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気分は超能力者!DJIの小型ドローン「Spark」を操ってみた

5/26(金) 20:50配信

アスキー

機体のサイズは幅143×奥行き143×高さ55mmで、重量は300g。同社が昨年に発売した折りたたみ式ドローン「Mavic Pro」よりも小型で軽量。

 5月26日、東京・品川のDJI JAPAN本社にて個人向けドローン「Spark」の発表会が開催された。
 
 はじめに、DJI JAPAN代表取締役の呉韜氏が登壇し、
「メディア初公開となるDJI JAPAN本社で、DJI史上最小、軽量のドローンをご紹介します。ドローンは同じ性能のものであれば小さければ小さいほど、便利で安全になります」とコメントした。
 
DJI史上最小の機体に詰め込まれた最新の飛行技術とカメラ
 Spark機体のサイズは幅143×奥行き143×高さ55mmで、重さは300g。同社が昨年に発売した折り畳み式ドローン「Mavic Pro」よりも小型で軽量。飛行性能は最大速度50km/hで、最大飛行時間は16分。
 
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 Sparkに新たに搭載された機能として「パームコントロールモード」がある。送信機やスマホがなくても、ユーザーの手のひらの動きで機体を操縦できる。
 
 カメラは2.3分の1インチCMOSセンサーを搭載し、1080p/30fps動画と1200万画素の静止画の撮影が可能。メカニカル2軸ジンバルとウルトラスムーズ技術により、映像のブレを軽減して安定したなめらかな映像を撮影できる。
 
 「クイックショットモード」はハリウッドの空撮パターンを4つラインアップしており、ワンタップで映画のようなクォリティーの空撮映像を撮影できる。
 
 従来のDJI製品の撮影モードに加えてSparkでは、ジンバルと進行方向を自動で調整して横や縦にパノラマ撮影をする「パノラマ」と、3D技術により3D技術により被写界深度の浅い写真を撮影する「SHALLOWFOCUS」を搭載した。
 
 メインカメラ、ビジョンポジショニング・システム(VPS)、3次元認識システム、デュアルバンドGPS、高精度慣性測定ユニット、24個のコアプロセッサーを搭載。これにより最大30mの範囲で正確なホバリングが可能で、最大5m先の障害物を認識して衝突を防止する。
 
 高エネルギー密度のLiPoバッテリーは裏面から脱着できる。バッテリー充電ハブは最大3つのバッテリーを同時に充電できる。
 
 Sparkのプロペラ専用に設計された「プロペラガード」はプロペラはもちろん、ものや人を傷つけたりする危険性を低減し、フライトの安全性が向上する。
 
 Sparkの送信機は「Mavic Pro」の送信機に似た形状だが、ディスプレーや背面スイッチが省略されたシンプルな形状。HD Wi-Fi技術によりリアルタイムで最大2km先から720Pの動画転送が可能。
 
 Sparkのカラバリは、メドウグリーン、サンライズイエロー、アルペンホワイト、ラヴァレッド、スカイブルーのポップな5色をラインアップ。DJIの通販サイト「DJI STORE」にて仮予約を受付中だ。価格は6万5800円で
、6月中旬にに発送開始予定。1年間の第3者に対する賠償保険制度も付帯する。
 
 プロペラガード、クイックリリース折り畳みプロペラ、インテリジェント・フライトバッテリー、ショルダーバッグ、バッテリー充電ハブ、送信機がセットになった「Spark Fly Moreコンボ」も9万1800円で仮予約受付中だ。
 
 発表会後のトークセッションでは、ドローンの魅力を発信する「DJIアンバサダー」として、現役大学生でモデルの河村友歌さんと、ヨーロッパを拠点に活動するランボルギーニ育成ドライバーの根本悠生さんが任命された。
 
 河村友歌さんは「見た目のかわいさと性能のギャップがすごくて、Sparkはカッコかわいいドローンだと思います。価格も抑えられているので、ドローンが手の届きやすい存在になった感じがします。普段はモデルとして撮られる側なんですけれども、ドローンを活用して撮影する側に回りたいです」と目を輝かせながらコメントした。
 
 根本悠生さんは「ちっちゃい機体なのに機能は盛りだくさんなSparkはガジェット好きにはたまらない製品です。“ランボルギーニカラー”のスカイブルーのSparkで自分をよりカッコよく撮影したいです」とヨーロッパで空撮する意欲に燃えた様子だった。
 
万能感に包まれる!?新感覚の手のひら操作を試してみる
 パームコントロール機能によるSparkの操縦に挑戦してみた。
 
 離陸方法は、機体を手のひらに乗せて機体背面の電源ボタンを2回クリックするだけ。カメラによるユーザーの顔認識が完了するとその場で機体がホバリングする。
 
 ホバリングしている機体の周囲には強烈な風が吹いており、パワフルな駆動音に男心が強烈に刺激された。
 
 操縦するには、ホバリングしている機体に対して手のひらを向けてカメラに認識させる。手のひらを右に動かせば機体が右に移動する、といったふうに、前後/左右/上昇/下降を手のひらの動きで操縦できるのだ。
 
 最初は手の動きを上手く認識してくれず機体が思わぬところに移動してしまい、おっかなびっくりに手を動かしていた。
 
 「操縦のコツは手をゆっくりと動かすことです」とアドバイスを受けた数分後……。
 
 DJIの最新小型ドローンSparkを手のひらで自在に操る筆者がそこにいた。
 
 
 手のひらの動きに合わせてせっせと移動するSparkはとてもかわいらしく、Sparkがこちらに寄って来るさまは従順な小型犬を頭に思い浮かべた。
 
 このときの筆者は、自分が超能力者ではないかと錯覚するくらいの万能感に包まれていた。しかし、Sparkの最大飛行時間は16分である。着陸したあとの無力感は、VRゴーグルを外したあとの現実に似ていた。このパームコントロール機能の操作感をもっと楽しみたいので、Sparkを購入する際は予備のバッテリーをたくさん用意したいと思った。
 
 
Spark 製品サイト
Spark DJIストア販売サイト
文● 田沢梓門/ASCII

最終更新:6/1(木) 9:09
アスキー