ここから本文です

こだわりグッズ発売「株式会社うんこ」日本で初めて商標登録

5/26(金) 16:32配信

東スポWeb

 3月下旬に発売された「うんこ漢字ドリル」の売り上げが100万部を突破し、子供たちの間では空前の“うんこフィーバー”だが、これに先んじてこだわりのうんこグッズを売り出している「株式会社うんこ」の存在をご存じだろうか。「うんこ」の商標登録に初めて成功した同社社長は「うんこで平和を実現しよう」と真面目に取り組んでいる。

 シリーズ100万部を突破した「うんこ漢字ドリル」(文響社)はすべての例文にうんこが入って子供たちに大人気だ。だが、ドリルに先んじて“うんこ愛”を貫く社長がいた。

「株式会社うんこ」(横浜市)の野畑昭彦社長(52)は日本で初めて「うんこ」を商標登録した人物だ。Tシャツやハンカチなどにうんこのモチーフを付けた商品を制作・販売している。まきぐそ型のうんこロゴ商標を2014年10月に登録したのを皮切りに、今年3月17日には「うんこ」と「unco」の言葉も商標登録した。

 前出の文響社も今年2月23日に「うんこ」の商標を出願し、登録査定(区分は両社で別)を待っているが、うんこ社の方が「先輩」なのである。

 野畑社長の本業は作業靴の卸業。そのノウハウとこだわりを詰め込んだ夢の新商品が「うんこスニーカー」(7月発売予定)だ。汚れがつかない撥水加工でサイドにはうんこロゴが刺しゅうされ、かかとには「エンブレム」と呼ぶ「うんこ」の文字が輝く。バカ売れ中のTシャツとハンカチに続いて「Tシャツは誰でも作れるが、靴など立体の商品は俺が作らなくては!」という情熱が制作意欲に火をつけた。さらに「うんこシャワーサンダル」も近々発売予定だ。

 なぜここまでこだわるのか。子供のころからうんこの絵や単行本を作っていたという野畑社長は「大人になってもうんこを卒業しなかった」。今年2月には渋谷を歩き、外国人に「うんこの絵を描いて」と声をかけた結果「だいたいみんな日本人と同じまきぐそを描く」ことがわかった。うんこが世界共通の“言語”であることを確認しただけでなく、大事なことに気付いたという。

「ほとんど断られたけど、10人に1人は描いて笑顔になってくれる。うんこの話をしているとみんな笑っちゃうでしょ。その先に幸せや平和があると思う。うんこはテロさえ防ぐ」

 商品は世界に通用すると信じている。今はその夢を実現する土台作り。商標登録した理由も熱い。「うんこ Tシャツ」でネット画像検索すると、無数に「うんこTシャツ」が表示されるが「僕の商標に抵触するものがたくさん。これらに『売るな』と言える立場だけど、それをするために商標登録したわけじゃない。やりたいことを誰かに邪魔されないために登録した。『うんこ』の文字の後に(R)(登録商標)を付けた商品を売れるのは僕だけ。僕のうんこは本物のうんこなんだ」と熱く語る。

 ドリルの登場も歓迎している。

「子供はうんこが大好き。楽しく学べるのは僕の理念に合致する部分はある。うんこTシャツを着てドリルをやってほしい」(野畑社長)

 スニーカーが1980円とクソ安い値段なのも、儲けより理念を優先するからだ。

 商標登録出願の際、お下品な言葉なため、弁理士からは「出願しても無理だ」と言われていたが、一念は岩をも通した。

 商品はネット通販がメーン。街に“うんこ”を付けた人が増えるたびに、世界に笑いと平和が生まれそうだ。

最終更新:5/26(金) 18:29
東スポWeb

Yahoo!ニュースからのお知らせ