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日本マイクロソフトが新Surface ProとSurface Studio、Surface Laptopの3モデルを発表 Surfaceはさらに進化する!

5/26(金) 16:32配信

ファミ通.com

文・取材・撮影:編集部 古屋陽一

●“Surfaceの第2章”が始まる
 2017年5月26日、東京・グランドプリンスホテル新高輪にて“Microsoft Japan Surface Event”が行われた。ノートPCとタブレットを兼ね備えた“2 in 1”のデバイスとして、2012年10月に初代Surfaceが発売されてから約4年半(国内発売は翌2013年3月)、世界中のユーザーにすっかり定着した感のあるSurfaceブランドだが、今回開催された発表会は、そんなSurfaceの新ラインアップをお披露目すべく催されたもの。日本マイクロソフト 代表取締役社長 平野拓也氏いわく“Surfaceの第2章”というから、気合いの入りぶりがわかろうというものだ。重要な会見であることがうかがえたのは、“Surfaceの父”と呼ばれる、本社マイクロソフト コーポレート・バイス・プレジデントのパノス・パナイ氏が来日し、イベントのほぼ全般にわたってプレゼンター役を担ったこと。

 パノス・パナイ氏のプレゼンで強調されていたのが、Surfaceというプロダクトの構築にあたって、いかに日本の思想や文化が影響を与えたか。日本にしばらく滞在していたこともあるという、パノス・パナイ氏は「日本を尊敬している」と明言。日本の“モノづくり”の思想や、ディテールに対するこだわり、妥協しない姿勢などが、Surfaceの設計に活かされているというのだ。手前味噌ながら、記者もSurfaceを使っているのだが、そう言われると、たしかに「なるほど~」と思わせられるほどのきめ細かさがSurfaceにはある。

 そんな日本らしさが溢れているためか、Surface自体も日本では好調なようだ。パノス・ポノス氏によると、世界でナンバーワンの小売は東京にあり(おそらく世界でもっともSurfaceが売れている店舗だと思われる)、TOP10中の7店舗が日本だという。さらに、世界30ヵ国で発売されているSurfaceだが、日本のマーケットはTOP3に入るらしい。まあ、日本らしい細かな発想が行き届いたハードだとすると、その人気のほどもうなづける。

 ところで、少し余談になってしまうが、パノス・ポノス氏のプレゼンがとにかくアツい。“日本愛”も熱ければ、新しいSurfaceの魅力を語る口調も説得力溢れたものに。記者もこの手のイベントの取材はそこそここなしておりますが、相当なプレゼンぶり。半知半解どころか、10分の1知10分の1解の英語と、同時通訳のレシーバーを左耳で聴きながら、その熱弁に聞き惚れてしまったのでした。

 などと、前置きが長くなってしまったが、今回の会見で、Surfaceの新たな3モデルが発表された。Surface Pro 4の後継モデルとなる“Microsoft Surface Pro”と、28インチのディスプレイを搭載した“Microsoft Surface Studio”、そして、ノートPCの“Microsoft Surface Laptop”だ。

 「ナンバリングで呼ぶことを止めたんだな」と思わせたMicrosoft Surface Proは、まさにSurface Pro 4の正統進化といった趣きで、800以上のパーツを作り直したという、こだわりの一品。キックスタンドも見直したとのことで、ここだけで20パーツが新しく作られたという。そのため、キックスタンドは165度まで傾けることが可能で、“スタジオモード”が駆使できるようになった。この“スタジオモード”により、ペンでイラストなど描く作業がよりスムーズなりそうだ。

 Microsoft Surface Studioは、28インチのディスプレイが搭載された、オールインワンデバイス。“ゼログラビティヒンジ”により、指一本で簡単にディスプレイの角度を調整できるのが特徴。プレゼンや映像を見る限りでは、デザイナーさんやイラストレーターさん向きなのかな……との印象。

 Microsoft Surface Laptopは、Surface ProのノートPC版。プレゼンでは、Microsoft Surface Laptopは「MacBook AirやMacBook Proよりも薄くて軽い」や「MacBookより50%速い」という説明をしていたので、MacBookの対抗機種という位置づけなのだろう。

 そして、Surfaceブランドの大きな武器となるのが、平野社長が「Surface最大の価値」と言うペン。“Surface ペン”はさらに機能を強化しており、さらに書きやすくなる。“4096段階筆圧感知”、“傾き検知”、“21ミリ秒レイテンシー”と言われても、いまひとつピンとこないが、プレゼンでもデモンストレーションを見ると、「手描きの感覚により近づいているのかな」という感想。イラストレーターさんやマンガ家さんに使ってもらって意見を聞いてみたい。

 リリースには、「Surface ファミリーは、モバイルプロフェッショナルから学生、女性、クリエイターまで、それぞれの人が思い描く理想のライフスタイルやワークスタイルの実現を応援します」と記載されているのだが、手元にあると、仕事やプライベートでいろいろと幅が広がりそう。Microsoft Surface ProとMicrosoft Surface Studioは、5月26日から予約を受け付けており、6月15日発売、Microsoft Surface Laptopは6月15日から予約を開始し、7月20日発売となる。

 以下、リリースからの抜粋となるが、今回発表された3モデルの概要をお届けしよう。


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■あらゆるシーンで活躍するモバイルPC: Surface Pro

 Surface Proは、Surfaceの代名詞でもある2 in 1を象徴するデバイスです。これまでのSurface Proシリーズの長所は継承しながら、細部のデザインや内部設計を刷新することで、Surface Pro 4と比較して約20%のパフォーマンス向上を実現したほか、Core m3およびCore i5搭載モデルのファンレス化による静音、長時間駆動が可能となり、より完成度の高いモバイルPCへと進化しました。また、Wi-Fiモデルに加え、2017年秋頃には LTEモデルのリリースを予定しており、モバイル PC としてさらに活用シーンが広がります。

■あなたのデスクを、スタジオに: Surface Studio

 Surface Studioは、28インチの薄さ12.5mmの美しい4.5K PixelSense(TM)ディスプレイを搭載したハイパフォーマンスオールインワンデバイスです。ベースに採用されたゼログラビティヒンジにより、指一本で簡単にディスプレイの角度を調整でき、想像力を刺激する大きなキャンバスを使ったペンやタッチでの創作に没頭することができます。また、Surface Dial を同時に活用することで、利き手のSurfaceペンはデザインに集中したまま、Surface Dialで色やブラシの変更、ズームや回転などを行い、紙とペンと同等以上の作業をデジタルでスムーズに行うことができます。

■自分らしさを表現するノートPC: Surface Laptop

 Surface Laptopは、高性能と高機能をエレガントなボディにバランス良く搭載した美しいノートPCです。プラチナ、コバルトブルー、バーガンディ、グラファイトゴールドの4色のカラーから選択でき、パームレストには高級素材であるアルカンターラを使用しています。OSには Windows 10 Sを搭載し、使用し続けても変わらない高いパフォーマンスを提供するとともに、14.5時間の駆動を可能にしました。

■Surface ファミリーを彩るアクセサリ製品群

・Surface Pro Signature タイプカバー:アルカンターラ素材を使用し、プラチナ、コバルトブルー、バーガンディの3色で展開します。最高級品に使われるアルカンターラは、ほかの素材では得られない高いデザイン性と質感を演出します。

・Surface ペン:筆圧感知機能は、4,096段階(*1)に向上し、PixelSenseディスプレイとの組み合わせにより、一層自然かつ滑らかに描くことができます。さらに、 傾き検知機能(*1)も搭載され、対応したアプリにおいてさらに豊かな表現をすることができます。プラチナ、コバルトブルー、バーガンディ、ブラックの4色で展開予定です。
(*1)Surface Pro との組み合わせのみで対応

・Surface Dial:Surface Dialは、自然な操作でクリエイティブ ワークをよりスムーズにする新しい入力ツールです。ショートカットキーの割り当てや各種コントロール機能、描画ツールとしての利用などユーザーとアプリによってその用途をカスタマイズすることができます。

・Surface Arc Mouse:新しい Surface Arc Mouseは、縦方向のスクロールだけでなく、横方向へのスクロールをサポートしたタッチセンサーを搭載しており、よりスムーズな操作が可能です。また、より手に馴染み、自然な姿勢で操作できるようデザインされています。グレー、コバルトブルー、バーガンディ、ブラックの4色で展開予定です。

 Surface ファミリーは、タブレットとしても、ノート PC としても活用できる2 in 1デバイスとして市場で好評を得てきました。日本マイクロソフトは、今回のSurface ファミリーの拡充により、ビジネスユーザーはもちろん、学生や女性、プロのクリエイターなどの幅広いユーザーの多様なニーズにお応えします。これらデバイスの活用が新しいアイディアやビジネスを生み出すことを期待しています。

 Surface ファミリーおよび関連アクセサリは、6月15日(木)より順次、一般向けには全国量販店グループおよびMicrosoft Store(オンラインストア)から、法人向けには、マイクロソフト認定Surfaceリセラーおよび 2,600社を超えるD-VAR(Device Value Added Reseller) 各社より販売します。

 販売に先立ち、一般向けには全国量販店およびMicrosoft Store(オンラインストア)にて本日5月26日(金)から、法人向けには認定Surfaceリセラー各社およびD-VAR 各社にて5月26日(金) より順次、予約および受注を開始します。

 なお、Microsoft Surface Laptopは、一般向けのみでの取り扱いとなり、全国の量販店および Microsoft Store (オンラインストア) にて6月15日(木)から予約を開始、7月20日(木) 発売となります。

■今回追加となったSurfaceファミリーの製品構成、価格、発売日は以下のとおりです。

・製品:Microsoft Surface Pro(CPU:Core m3、メモリ:4GB、記憶域:128GB)
・税抜参考価格
・一般向け:105,800円
・法人向け:93,800円
・発売日:2017年6月15日

・製品:Microsoft Surface Pro (CPU:Core i5、メモリ:4GB、記憶域:128GB)
・税抜参考価格
・一般向け:126,800円
・法人向け:114,800円
・発売日:2017年6月15日

・製品:Microsoft Surface Pro(CPU:Core i5、メモリ:8GB、記憶域:256GB)
・税抜参考価格
・一般向け:146,800円
・法人向け:134,800円
・発売日:2017年6月15日

・製品:Microsoft Surface Pro(CPU:Core i7、メモリ:8GB、記憶域:256GB)
・税抜参考価格
・一般向け:190,800円
・法人向け:178,800円
・発売日:2017年6月15日

・製品:Microsoft Surface Pro(CPU:Core i7、メモリ:16GB、記憶域:512GB)
・税抜参考価格
・一般向け:259,800円
・法人向け:247,800円
・発売日:2017年6月15日

・製品:Microsoft Surface Pro(CPU:Core i7、メモリ:16GB、記憶域:1TB)
・税抜参考価格
・一般向け:315,800円
・法人向け:303,800円
・発売日:2017年6月15日

・製品:Microsoft Surface Studio(CPU:Core i5、メモリ:8GB、記憶域:64GB SSD + 1TB HDD、GPU:GeForce(R)GTX 965M 2GB GDDR5)
・税抜参考価格
・一般向け:384,800円
・法人向け:372,800円
・発売日:2017年6月15日

・製品:Microsoft Surface Studio(CPU:Core i7、メモリ:16GB、記憶域:128GB SSD + 1TB HDD、GPU:GeForce(R)GTX 965M 2GB GDDR5)
・税抜参考価格
・一般向け:444,800円
・法人向け:432,800円
・発売日:2017年6月15日

・製品:Microsoft Surface Studio(CPU:Core i7、メモリ:32GB、記憶域:128GB SSD + 2TB HDD、GPU:GeForce(R)GTX 980M 4GB GDDR5)
・税抜参考価格
・一般向け:529,800円
・法人向け:517,800円
・発売日:2017年6月15日

・製品:Microsoft Surface Laptop(カラー:プラチナ、CPU:Core i5-7200U、メモリ:4GB、記憶域:128GB)
・税抜参考価格
・一般向け:126,800円
・法人向け:-
・発売日:2017年7月20日

・製品:Microsoft Surface Laptop(*2)(カラー:プラチナ、CPU:Core i5-7200U、メモリ:8GB、記憶域:256GB)
・税抜参考価格
・一般向け:146,800円
・法人向け:-
・発売日:2017年7月20日

(*2)コバルトブルー、バーガンディ、グラファイト ゴールドは後日リリース予定です。発売日については別途発表します。

■Surface ファミリー向けアクセサリの価格は、以下のとおりです。

・製品名:Surface Dial
・税抜参考価格:10,800円
・発売日:2017年6月15日

・製品名:Surface Pro Signature タイプ カバー(プラチナ、コバルトブルー、バーガンディの 3色展開)
・税抜参考価格:19,400円
・発売日:2017年7月7日

・製品名:Surface Arc Mouse (グレー、ブラック) (*3)
・税抜参考価格:8,980円
・発売日:2017年7月20日

・製品名:Surface ペン (シルバー) (*4)
・税抜参考価格:11,800円
・発売日:2017年8月予定

(*3)Surface Arc Mouseのコバルトブルー、バーガンディは後日リリース予定です。発売日については別途発表します。なお、ブラックは法人モデルのみでの取り扱いとなります。

(*4)Surface ペンのブラック、コバルトブルー、バーガンディは後日リリース予定です。発売日については別途発表します。

※本プレスリリースに記載の価格はすべて税抜参考価格です。お客様への販売価格は販売店および認定リセラー、D-VARによって決定されます。

 なお、新製品の発売に伴い、一般コンシューマーの買い増し・買い替えを促進する目的で、Surface Proをご購入いただいたお客様を対象に下取り金額増額キャンペーンを実施いたします。キャンペーンの詳細は以下のサイトを参照ください。
(※キャンペーンサイト)

 また、北欧ブランド「Marimekko」(マリメッコ)とのパートナーシップにより、マリメッコの特徴的な色づかいと独創的なデザインをあしらった、Surface ProおよびSurface Pro 4の専用スキンシールを、6月15日(木)より Microsoft ストアにて発売します。2017年秋には、Surface ProとSurface Laptopで使えるマリメッコデザインのSurface用ケースも発売予定です。
(※Microsoft Storeサイト)

最終更新:5/26(金) 16:32
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