ここから本文です

幕下豊ノ島、負け越しも現役続行を明言 「悔しい思いがあればやれる」

5/26(金) 16:18配信

デイリースポーツ

 「大相撲夏場所・13日目」(26日、両国国技館)

 元関脇で東幕下19枚目の豊ノ島(33)=時津風=が天空海(立浪)に寄り切られ、4敗目(3勝)を喫し負け越した。

 「左がすっぽ抜けた。仕方がない」と淡々。後がない中で今場所は「引退」の2文字をたびたび口にしてきたが「残念。悔しい。この悔しい思いがあればまたやれる。いい経験」と来場所も現役続行を明言した。

 昨年7月場所前に左アキレス鍵を断裂。2場所全休し、昨年11月場所で幕下に陥落した。先場所は場所前に右ふくらはぎを痛め、1勝5敗1休。一場所では十両に戻れない地位まで落ちた。

 場所前に稽古が満足に積めなかった今場所は初日から3連敗し、その後3連勝と盛り返したが、勝ち越せず。「(幕内で)優勝争いもすれば、幕下で負け越す。相撲人生の締めくくりも考える。来場所は気持ちを切り替える。まずはゆっくり休みたい。3連敗はけっこうしんどかった。来場所はしっかりと後半のような気持ちでいい成績を残したい」と、話した。

 今場所は進退がよぎらない日はなかった。「足も完治しているわけじゃない。ここで負け越して思うところもないわけじゃない。周りからもそう思われてもいる。このまま自分は終わりたくない。辞めるのは簡単。続けることの方が大変、難しいこと。今、辞めてもすっきりしないし、悔いは残る。楽な方に逃げようと考えなかったわけじゃない。厳しい世界。家族にまた迷惑かけるけど、頑張ります」。目標は関取として再び輝くこと。33歳が手負いの体にむち打ち、土俵に立つ。