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復帰登板で決勝打放ったマエケン、前夜夢見て「本当に打てたのでびっくり」

5/26(金) 18:44配信

スポーツ報知

◆ドジャース7―3カージナルス(25日・ロサンゼルス)

 左太もも裏の張りで10日間の故障者リストに入っていたドジャースの前田健太投手(29)が本拠ドジャー・スタジアムでのカージナルス戦に15日ぶりの復帰登板、5回3失点に自ら逆転打を放って、4勝目を挙げた。

 「久しぶりの登板だったので初回の入り方というのが上手くいかなかった」という前田は初回、いきなり先頭のファウラーに中前安打されると、続くパームに四球でピンチを広げ、1死一、二塁から4番ジャーコに左翼線に先制2点二塁打。さらに5番モリーナにも中前にしぶとく落とされて3点を奪われる苦しい立ち上がりとなった。

 しかし、「何とか修正して粘り強く投げることが出来た」というように2、3回は安打を許すも無失点に切り抜け、4回にこの試合で初めて3者凡退に相手打線を封じた。

 2回アットリーのソロで1点を返していたドジャースは前田の投球に応える。1死から新人ベリンジャーが右前安打すると8番プイグが2死一、二塁から右前へ落として1点差。プイグの盗塁も絡んで掴んだ2死二、三塁で前田が簡単に2ストライクに追い込まれたが粘って7球目、76マイル(約122キロ)のカーブを三塁線を抜く殊勲の逆転打。4万7427人の大観衆がこの日一番の盛り上がりを見せた。

 ロバーツ監督が「大きな勝利。ケンタのあたりがジャーコ(三塁手)の横を抜けて、試合の流れが大きく変わった」と満面の笑みを漏らすと前田も「素晴らしいバッティングだった(爆笑)。昨日夢でタイムリーを打つ夢見たから、本当に打てたのでびっくりしました」と、正夢になってしてやったりの表情だ。

 「リズムをつかんでからは自分のピッチングが出来た」と先頭打者を死球で出した5回もジャーコを空振り3審、続くモリーナも投手ゴロ併殺打と初回に適時打を許した2人を仕留めた。6回以降はこの日先発ローテーションを外れ、初めてリリーフに回った韓国出身の柳賢振投手が4イニングを無失点に抑え初セーブ。日韓の投手リレーとなった。

 ▽一問一答

 ―投打の活躍?

 「久しぶりの登板だったので初回の入り方というのが上手くいかなかったが、修正できた。結果的に自分のヒットで逆転し、チームが勝つことが出来たので良かった」

 ―(先発から外れた)柳投手の立場を見てどう思った?

 「(ブルペン落ちは)一度も経験がないのでとても大変なことだと思うし、調整とかリズムが全く変わってくるのでとても難しいことだと思います」

 ―もうちょっと投げれる?

 「投げる予定だったんですけど、(復帰後)最初の試合というのもありますし、代わるということになりました。嫌な感じではなくすっきりした感じで交代できた。次の登板に向けてまた調整したい」(ロサンゼルス・盆子原 浩二)

最終更新:5/26(金) 19:16
スポーツ報知