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村田、WBA会長の再戦指令に「前向き」

5/27(土) 6:04配信

スポーツ報知

 プロボクシングWBA世界ミドル級王座決定戦(20日)で、同級2位・村田諒太(31)=帝拳=が不可解な判定で同級1位アッサン・エンダム(33)=フランス=に敗れた問題で、WBAはパナマで25日(日本時間26日)に会見し、両者に再戦を指示したと発表した。村田の負けを採点したジャッジ2人に6か月間の資格停止処分を下した事実も明かした。村田は文書でコメントを発表。事実上の現役続行を宣言した。

 不可解な判定が日本だけでなく海外にも波紋を広げる中、WBAのヒルベルト・ヘスス・メンドサ会長が本部のあるパナマで会見した。自身のツイッターで自身の採点を公開して村田の勝ちを支持し、判定を謝罪していた。この日、改めて村田とエンダムの両陣営に再戦を指示したと発表した。

 併せて「村田の負け」と採点したグスタボ・パディージャ(パナマ)とヒューバート・アール(カナダ)の両ジャッジを6か月の資格停止とする処分も発表。復帰にはWBAが課すテストの合格が必要という。こうした処分を公表するのは異例。メンドサ会長は4番目のジャッジを設ける構想も披露した。まずは地域タイトル戦で導入し「効果的であれば、世界戦でも適用するだろう」と述べた。不可解な判定が、ルール改革にも影響を及ぼした形だ。

 これを受け、村田は文書で談話を発表した。判定の結果については「私情はなく、この試合を組んでいただけたことに対する感謝、そして、明確な形で決着をつけられなかったことを申し訳なく思うばかりです」などと述べた。

 帝拳ジムの本田明彦会長(69)は「再戦は選択肢の一つ」としている。WBOやWBCからオファーが届いていて、他の選手と試合を行う可能性もある。今後について、村田はジムと協議しているとした上で「大きなダメージもなく、ボクシングに対する情熱も失われておりません。再戦指示も今後を考える重要な材料の一つとして捉え、前向きな答えを出したい」とコメント。現役続行へさらに踏み込んだ意思表示をした。近くファンが待ち望む答えが聞けそうだ。

最終更新:5/27(土) 6:04
スポーツ報知