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【西武】雄星8回1失点で5勝目!2位ソフトバンクと0・5差

5/27(土) 6:04配信

スポーツ報知

◆楽天1―5西武(26日・コボパーク宮城)

 西武が首位楽天に逆転勝ちし、5連勝で今季最多の貯金8とした。エース菊池が8回4安打1失点で5勝目。防御率(1・23)はリーグトップを独走している。打線も8回、浅村の勝ち越し二塁打などで一挙5点を奪った。チームは2位ソフトバンクと0・5ゲーム差とし、射程内に捉えた。

 ギアを上げた。菊池は8回2死、ペゲーロへの初球で全力で腕を振った。この日最速の153キロでストライクを奪うと、最後は139キロの外角低めスライダーで空振り三振。「3人で抑えることで流れが来るし、バタバタすると信頼も得られない。とにかく3人でいこうと」。相手主砲を手玉に取り、8回4安打1失点で今季5勝目を挙げた。

 自ら流れを引き込んだ。7回にこの日初の150キロ超えを記録すると、4回に適時打を許した松井稼を152キロの直球で見逃し三振。「自分で首を振って、稼頭央さんも最後は直球でいった。変化球でかわすより、直球の方がチームにも勢いがつく」。狙い通りの投球だった。

 その心意気に、打線が黙っていなかった。直後の8回、打者9人の猛攻で一挙5得点。1死二塁から二塁内野安打で好機を広げた秋山は「この前のホークス戦(8回2失点も今季2敗目)も勝たせてあげられず、野手でなんとかしたかった」。チームを鼓舞する左腕がナインの闘志に火をつけた。

 1回でも長くマウンドに立つため、努力をいとわない。左手中指にできやすいマメを予防するため、トレーナーに相談し、サプリメントを摂取するなど気を配る。「皮膚を守る、強くするためのもの。ビタミンもそうですが、卵殻膜が(皮膚には)いい。0よりは何かをした方がいいのかな」。今季先発した9試合はすべて6回以上投げているが、隠れた努力も無関係ではないはずだ。

 防御率はリーグトップを独走する1・23。辻監督は「気合が入っていた。負けられないというエースの気持ちもあっただろう」と評価した。「勝つことが仕事。もっと勝ち星を増やしていかないと」と背番号16。球界NO1左腕が描くエース像は、まだまだこんなものじゃない。(小島 和之)

最終更新:5/27(土) 8:05
スポーツ報知

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