ここから本文です

「投信の積立!」というけれど、みんなどの投信を買っているの?

5/26(金) 20:40配信

投信1

「資産形成」ブーム

世の中はいま「資産形成」ブームです。

預貯金金利がほぼゼロにとどまり、お金を増やすことにもっと目配りしたほうがいいと、さまざまな人が言っています。長く続いたデフレがいつか終わってインフレになる可能性を考えると早めに手を打っておいたほうがいい、そんな話もよく耳にするのではないでしょうか。

その昔これを「財テク」と言っていましたが、最近では「資産形成」と上品に呼ぶようになりました。政府もNISAやiDeCoといった制度を用意して個人の資産形成をサポートしています。

読者のみなさんが「自分も資産形成のために手を打っておくべきかな?」と漠然と考えても不思議はありません。

ただ、おカネ儲けの話となると、うさんくさく感じる方も少なくないでしょう。金融機関は金融商品を販売して手数料を取りますが、その運用リスクまで一緒に取ることは一般にありません。

ですので、「資産形成」という美名のもとに金融機関がすすめてくる金融商品を見て、慎重になるのは個人としてごく自然な反応です。

しかし、独力で金融商品を選ぶとなると困ってしまう方が多いのではないでしょうか。そんな方に参考にしていただきたいのが証券会社のランキングです。

証券会社の投信売れ筋ランキングにヒントあり

筆者は日頃からネット証券の投信のランキングに注目をしています。

ネット証券に着目するのは、一定のITリテラシーがあり、主体的に金融商品を選ぶ金融リテラシーもあって、さらにコスト意識も備わっている方が多いと考えられるからです。

投信に着目するのは、少額で投資ができるため、幅広い個人の方が利用できる金融商品であること、低コスト投信の選択肢が多いことからです。

中長期の資産形成なら投信積立件数ランキングに着目

そこで見ていただきたいのが投信積立件数ランキングです。

投信の積立というのは、ごく簡単に言えば毎月一定額をあらかじめ決めた投信の購入に充てるということです。積立定期預金の投信版ですね。

預貯金をあり余るほど持っている方や、株式市場の天底をピタリと当てる自信がある方は、毎月積み立てることはしないと思います。しかし現実には、資金の制約のなかで毎月の収入から一定額を資産運用に充てる個人の方が大多数ではないでしょうか。

また、天底をピタリと当てることは難しいので、上げても下げても毎月少しずつ買い増して、長期的な視点でリターンを狙うというのは賢明な手法だと思います。

もちろん、長期で投信を積み立てておけば絶対に儲かるという保証はありません。バブル期から日本株の投信を積み立てていてもあまり良い結果にはならないことがその証左です。

しかし、リスクを取る以上、これは仕方ありません。「長期で見て値上がりしていそうなものを少しずつ買っていく」という前提に立って選べる投信があるのか、ネット証券の投信積立の設定件数ランキングを調べて考えてみましょう。

設定件数を見るのは、積立金額の大小ではなく、1人1票方式で人気のある投信をチェックするためです。

1/3ページ

最終更新:5/26(金) 20:40
投信1