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液晶ディスプレイの製造受託サービス(EMS)、TY商事(旧:東予産業)など5社が特別清算開始

5/26(金) 13:14配信

帝国データバンク

 (株)TY商事(TDB企業コード:740073664、旧:東予産業(株)、資本金1000万円、登記面:東京都千代田区丸の内1-7-12、代表清算人宮嶋嘉則氏)と関係会社4社は、5月17日に東京地裁より特別清算開始決定を受けた。

 当社は、1964年(昭和39年)6月に愛媛県において設立。CELCO JAPANグループの中核企業として液晶ディスプレイの基盤実装及び民生機器組立などの製造受託サービス(EMS)を手掛け、大手電機メーカーからの受注を主体に事業を拡大。直近のピークとなる2011年3月期の年売上高は約88億3700万円に達していた。

 その後、主力得意先のテレビ事業縮小で受注が大幅に減少し、経営状態が悪化。グループ全体で67億円に及ぶ有利子負債を抱え、2012年7月から金融機関に対するリスケジュールを実施していた。その後も金融機関主導の下で海外拠点の閉鎖、グループ企業の整理に取り組んだものの業況は好転せず、2016年12月6日に開催された株主総会で解散を決議し、本店住所を愛媛県東温市から大阪市中央区に移転。さらに今年2月10日に現所に移転させ、今回の措置となった。

 関係会社の(株)TS商事(旧:CELCO SOLAR ENERGY(株)、資本金1000万円、同所、同代表)は、2009年(平成21年)2月の設立。太陽光発電システムに利用するシリコンブロックの切り出しなどを手掛けたが、先行投資負担がかさみ、初年度の2010年3月期から赤字を計上していた。その後も赤字からの脱却が困難となり、2016年12月2日に解散を決議、今回の措置となった。

(株)TJ商事(TDB企業コード:740205075、旧:CELCOJAPAN(株)、資本金1000万円、同所、同代表)は、1975年(昭和50年)7月に設立された損害保険代理業者。

(株)TSS商事(TDB企業コード:740357809、旧:CELCO SOLAR SOLUTIONS(株)、資本金500万円、同所、同代表)は、1999年(平成11年)12月に設立された電気配線工事業者。

(株)TG商事(TDB企業コード:851001094、旧:CELCO GREEN INNOVATIONS(株)、資本金100万円、同所、同代表)は、2010年(平成22年)9月の設立。完全人工光型水耕栽培を手掛けていた。

 負債は、(株)TY商事が約29億円、(株)TS商事が約26億円など5社合計で約56億円。

 なお、現在のCELCO JAPAN (株)(資本金1000万円、愛媛県大洲市東大洲1220-1、代表日浅正一氏)は、営業継続中であり、今回の特別清算に伴う影響はない。