ここから本文です

【映像】比国軍が「精密攻撃」を開始 緊張高まる戒厳令下のミンダナオ島

5/26(金) 14:26配信

AP通信

(マラウィ フィリピン 5月25日 AP)― 装甲車とロケット装備のヘリコプターに支援されたフィリピン国軍部隊は25日、過激派組織「イスラム国」(IS)と関係があるとみられる過激派グループの一掃を目指し、ミンダナオ島マラウィで“精密攻撃”を開始した。

国軍は23日、ISと関係が深いとされるイスラム過激派組織「マウテグループ」の最高幹部の潜伏先を急襲したが拘束に失敗。それ以降同グループは市内の建物に放火するなど蹂躙、聖職者と教徒を人質に取り、街を封鎖。多数の市民が避難を余儀なくされている。

これまでの戦闘で、政府軍兵士11人と過激派戦闘員31人を含む44人が死亡した。地元警察署長は過激派の検問で捕まり、斬首されたと伝えられている。民間人の犠牲については不明。

フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領は23日、ミンダナオ島に60日間の戒厳令を発令した。ドゥテルテ大統領は、場合によって戒厳令を全国に拡大する可能性を示唆しており、マルコス時代の戒厳令を知っている国民にとって、穏やかな展開ではない。フェルディナンド・マルコス大統領は1972年、戒厳令を発布。その後10年以上にわたって政権に居座り続けた。

(日本語翻訳 アフロ)

最終更新:5/26(金) 14:26
AP通信