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韓国女子セブンズ代表が日本で学ぶ 母国ラグビーの発展へ

5/26(金) 16:36配信

ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン)

 国内女子セブンズ大会「太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2017」が始まった。コアチームには日本代表はもちろん、王国ニュージーランド出身選手たちが名を連ねる。
 その中でセブンズ強化を始めたばかりの韓国からも代表選手が学びにやって来ている。
 コアチーム入りを目指す三重PEARLS(パールズ)。4月に韓国代表BK李旻喜(イ・ミンヒ、30歳)が加入した。パールズは昨年のコアチーム入替戦(7月)準決勝で敗れたが、1か月滞在した韓国代表3名を擁していた。
 今季、やって来た李は昨年9月に韓国代表がパールズと合同練習を実施した時に、「日本でプレーしたい」と希望した。

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 10年前の2007年に韓国で女子ラグビーの映像を見て憧れた。チームを探しソウル在留の外国人女子が楽しんでいた「ソウルシスターズ」へ入り楕円球とふれた。
 最初はタックルなどコンタクトが多いラグビーが「怖かった」という。それもチームでFLを担当するうちに楽しくなった。2010年に女子セブンズ韓国代表へ選ばれて以降、代表で頑張っている(2014年アジア大会はメンバー外)。
 「日本チームの速いラグビーを勉強して韓国に伝える」という。来日したばかりでラグビーだけの生活をしているが「言葉を覚えて仕事もしたい」。1年間、滞在する。
 パールズの伊藤絵美主将は「ミンヒはフィジカル、スピードが素晴らしい。1年間いるのでチームに貢献してくれる」と期待している。

 国内デビューは7月8~9日の「第6回北海道バーバリアンズセブンズ大会(ピリカモシリセブンズ)」となる予定だ。またパールズは「太陽生命シリーズ最終戦、富士山裾野御殿場大会(11月)」に招待チームとして出場する。

 そして、コアチームにも韓国代表がやって来た。
 RKUラグビー龍ケ崎GRACE(グレース)には5月20日、李周娟(イ・ジュヨン)がやって来た。21歳、6月の招待試合に出場する。今後は流通経済大に入学し、ラグビーを続ける予定だ。グレースのヘッドコーチは韓国出身の李鍾ミン※(イ・ジョンミン/※は王へんに民)。李HCも「自分もコーチングを学び充実している」という。ジュヨンは言葉の面でも支援があり成長が望まれる。

 韓国女子は毎年2月におこなわれるアジアの下部大会「アジアラグビートロフィーセブンズ大会」を2016年から2連覇中。日本で学び母国の発展へ貢献する。

(文:見明亨徳)