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知りたいのは、成績アップにつながる暗記術

5/26(金) 16:01配信

ベネッセ 教育情報サイト

定期テスト対策や受験勉強でどの科目の勉強をするにせよ、用語や公式の暗記は避けて通れないもの。でも、暗記をニガテにしている高校生のお子さまも多いことでしょう。実は脳の働きを知ることによって、暗記の質を変えることができるのです。
この記事では、成績アップにつながる暗記術を紹介します。お子さまとの会話のトピックとして活用してみましょう。

中学生と違って、高校生の脳は丸暗記を受け付けなくなる!?

人間の脳は成長にしたがって変化し、記憶の能力も変わってくることをご存知でしょうか?中学生の頃までは、言葉や数字などを単純に記憶する「知識記憶」の能力が高い人が多く、定期テストなどでも丸暗記で乗り切ることができます。ところが高校生になると、自分の経験や理解と結びついた「経験記憶」重視の脳に変わってきます。つまり、高校生の脳は丸暗記を受け付けにくくなるということ。丸暗記ではなく、「覚え方や理解の仕方」を意識した暗記法にシフトしたほうが、覚えたい情報をしっかり記憶できるようになるのです。

法則性に着目したり、グループ化することで、記憶に定着しやすくなる

脳は「よくわからないもの」を「覚える必要がないもの」と判断します。そのため、機械的な丸暗記をしても、苦労のわりには記憶に定着しません。長い期間、記憶にとどめるには、法則性を見つけ出したり、ゴロ合わせやグルーピングなどで、脳が覚えやすい形に加工・分解するほうが効果的です。
ゴロ合わせで覚えるときは、自分でゴロを考えたり、ゴロの内容や場面を具体的にイメージするのがおすすめです。
また、グルーピングは、共通項目のあるものをまとめて覚えるやり方です。例えば、同じ動詞を使っている英熟語(例:get over、get out、get upなど)や、反対の意味の古語(例:うしろめたし、うしろやすし、など)をまとめて覚えるほうが忘れにくくなるはずです。

視覚だけでなく、五感をフル活用して暗記するのが効果的!

長期記憶ができるようになるには、視覚だけでなく、聴覚や触覚、感情などを駆使して「経験記憶化」するのが効果的です。
例えば、暗記したい言葉を音読しながら、実際に手を動かして書いてみたり、知っているメロディーにのせて口に出してみたりすると、目だけで覚えるよりも忘れにくくなるでしょう。
また、「一度覚えたことを、自分の言葉で説明する」というのも長期記憶をつくる有効な方法といえます。さらに暗記できているかどうかを説明する際には、図やイラストなどを使うと、さらに記憶に残りやすくなります。この暗記法であれば、「生徒役になって、説明を聞く」「暗記できているかどうか、参考書の問題を出す」など、家族が協力してあげることもできます。ぜひ、お子さまと話し合って、試してみてください。

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