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【インタビュー】福士蒼汰&工藤阿須加、『ちょっと今から仕事やめてくる』で初共演も互いの演技で多くのことを引き出された!

5/26(金) 14:26配信

トレンドニュース(GYAO)

 累計60万部を突破したベストセラー小説を、映画『八日目の蝉』の成島出監督で映画化した『ちょっと今から仕事やめてくる』(5月27日公開)。働く人々にとって深刻な社会問題となっている「長時間労働」や「パワハラ」など重いテーマを絶妙な緩急で描いた本作で、アロハシャツで大阪弁、エネルギーに満ち溢(あふ)れたヤマモトにふんする福士蒼汰と、ブラック企業に所属し、陰鬱とした毎日を送る真面目な青年・青山を演じた工藤阿須加が、作品に込めた思いや成島組で学んだことなどを語った。

【予告編映像】『ちょっと今から仕事やめてくる』>>

■福士&工藤ともにパブリックイメージとは違う役に挑戦!

――本作のプロデューサーを務める池田宏之さんが、原作を読んだときにお二人の顔がすぐに浮かんだということでした。台本を読んでどんな印象を受けましたか?

福士: ヤマモトという役は関西弁で底抜けに明るい人なのですが、普段の自分はそうでもなくて。自分の顔を思い浮かべていただいたのはありがたい話ですが、どうやって自分から明るさを出していくか、ヤマモトのエネルギーの源はどこあるかを探しながら読んでいました。

工藤: まず感じたのは、この役と向き合うのは大変だなということです。青山の視点だけで物事を考えてしまうと(会社の上司と同僚で、青山に厳しく叱咤(しった)する役を演じた)吉田鋼太郎さんや黒木華さんがただの否定的な人物になってしまうので、そういった人達の思いも全部、自分が受け止めた上で演じないといけないと思いました。

――お二人とも今回はパブリックイメージと違う役柄だと思いますが、何か課題を持って臨まれたのでしょうか?

福士: 今回は大阪弁も含め、たくさん課題がありました。成島監督にはリハーサルの時からいろいろと宿題を出されたので、なんとか食らいついてしっかり表現することを意識しました。

工藤:僕もリハーサルのたびに宿題だらけで、それを次のリハーサルまでにクリアしていくことに必死でした。しかも本番ではリハーサル以上のことが求められるわけで、どこまで向き合えるか、自分との戦いでした。正直クリアできているかは自分では分からなかったのですが、成島監督から「自信を持っていい」と言っていただけたので、少し気が楽になりましたね。

――工藤さんの職場のシーンは見ている方も心が折れそうになるぐらい厳しいシーンでした。

工藤: そう思っていただけるのは、吉田さんや黒木さんのおかげです。

福士: 完成したシーンを見たとき「これはかわいそうだ」と思いました。青山は前に向かいたいけれど怖いんだというのがすごく伝わってきました。それは工藤さんの持つ、自身の真面目で一生懸命頑張る部分と重なっているからなのかなと思いました。

――工藤さんは普段からリクルートスーツを着て役作りをされたとお聞きしました。

工藤:リクルートスーツって自分を守る鎧(よろい)でもあり、前向きに頑張ろうという意思表示をしてくれるものでもあるんだなと思ったんです。毎日着ているとシワの出方も変わってくる。自分の血肉となって表現できればいいなと思っていました。

――そうすると役を引きずってしまったのではないでしょうか?

工藤:撮影期間中は友人とも家族とも会わずに一人でいるようにしたので、孤独でしたが、、その感覚を持てたことは良かったと思います。撮影後、改めて僕はお芝居が好きだと思えたのはうれしかったです。

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