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合併推進協不参加を確認/三沢市漁協 青森県内漁協再編

5/26(金) 11:27配信

デーリー東北新聞社

 青森県内の漁協再編計画で、三沢市漁協(福田正組合長)は25日、理事会を開き、太平洋側の各漁協をエリアとする三八ブロック合併推進協議会への参加の是非を話し合った。これまでと同様、「時期尚早」として推進協に加わらないことを確認。一方、議論の推移など情報収集に努める方針を申し合わせた。

 理事会は非公開で、理事8人(欠員1)と監事3人が出席。福田組合長は会合後の取材に対し、推進協参加の可否はあくまで総代会の決議事項であり、理事会として慎重な姿勢を示したということ―と、これまでの対応を釈明。「現時点ではメリット、デメリットが全く分からない中、合併を前提とした推進協に加わることはできない」と続けた。

 席上では、小型船による近海のイカ釣りが主力の市漁協と、大型船が中心の八戸みなと漁協との運営形態の違いを不安視する声が噴出。福田組合長は「現在の三沢の漁業権を将来にわたり担保できるのか。組合員を守らなければならない」と強調した。

 さらに、防衛省の交付金の取り扱いに対する懸念については「交付金ありきで見られるのは心外」と訴えた。一方、推進協の議事録の検討や、他県の合併の調査といった情報収集を進める考えも示した。

 再編計画は県内の沿海47漁協を2019年度末までに三八、下北、陸奥湾、西北ブロックの4漁協にすることを目指している。

デーリー東北新聞社