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アロンソ、日曜日に迫ったインディ500決勝について語る「”安全”にレースをするつもりはない」

5/26(金) 10:44配信

motorsport.com 日本版

 マクラーレン・ホンダ・アンドレッティのドライバーとして、今年のインディ500に参戦しているフェルナンド・アロンソ。インディカー初挑戦にもかかわらず、予選で5位に入り、決勝レースを2列目からスタートさせることになる。そのアロンソは、”計画通り”にレースを進めることはないだろうと語る。

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 レーススタート直後には、各車が接近して走ることになるため、接触が起こりやすい。そのため、F1でのスタート直後ほど激しく争うべきではないとも言える。しかしアロンソはそれを理解しているにもかかわらず、”気楽にこなす”考えはないと言う。

「レースの序盤について、決まったプランを持っていない」

 そうアロンソは言う。

「F1においては、最初のいくつかのコーナーでできることは全てやる。それは、その後のポジションを決めることになるからね。でも、ここはそれとは大きく異なっている」

「しかし僕には、レースの初めを安全に過ごすつもりなんてない。なぜなら、誰もがそれを利用するからだ。だから何が起きても大丈夫な様にしておく必要がある。そして快適だと感じられるグループで走れるなら、ハッピーだ」

「もし後退してしまった場合は、一旦落ち着いてレース後半に競争力を得られる様にする。もし最初から競争力を発揮できるなら、ポジションを失う様な減速はしないよ」

 インディ500では、全車が同じシャシーを使い、エンジンとエアロパッケージもホンダとシボレーの2種類しかない。つまり、基本的には出走する全車のパフォーマンスがかなり近く、レースも接近戦となる可能性が高い。アロンソがこういった”ワンメイク”レースを体験するのは、F3000以来のことだ。その上、ローリングスタートはカート時代以降経験していないし、インディカーではまだレースコンディションでのピットストップも再スタートも行ったことがない。

「同じクルマで走るのは、おそらくF3000の時以来だね。F1では、マシンごとに強みと弱みの両方があった。そしてレースのどのタイミングが、最大の攻撃ポイントであるかということを理解していた」

「それはレースのスタート時であったり、レースの後半であったり、あるいはタイヤのデグラデーションについてだったかもしれない。いずれにしても、周りのチームとは異なるパフォーマンスなんだ」

「でもここでは、基本的には全てのマシンのパフォーマンスが同じなので、グリッド上の全員が良い見通しを持ってレースに挑むことができる。そしてそれがファンを喜ばせ、興奮させるんだ」

「これはF1との最も大きな違いだ。僕が以前経験したのは、おそらく16~17年前のことだ」

Edd Straw