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倉敷市で23年ぶり将棋名人戦 佐藤名人と稲葉八段が対局

5/26(金) 23:29配信

山陽新聞デジタル

 岡山県倉敷市の3市(旧倉敷、児島、玉島)合併50周年を記念した将棋の第75期名人戦7番勝負第5局(日本将棋連盟など主催)が26日、倉敷美観地区の「料理旅館鶴形」(同市中央)で始まった。佐藤天彦名人(29)と挑戦者の稲葉陽八段(28)がともに2勝で迎え、どちらが勝ってもタイトルに“王手”をかける一戦で、将棋ファンらの注目を集めた。

 対局は午前9時から佐藤名人の先手で始まり、戦型は序盤から駒がぶつかる「横歩取り」に。稲葉八段も一歩も引かず、互いの意地が盤上に火花を散らす激しい将棋になった。

 近くの倉敷公民館(同市本町)では、菅井竜也七段(岡山市在住)、有森浩三・七段(同)らによる大盤解説があり、将棋愛好家らが両対局者の将棋観や指し手の狙いなどの解説に聞き入った。

 午後6時32分、佐藤名人の49手目が封じ手で初日を終えた。27日午前9時に対局を再開する。

 倉敷市での名人戦開催は1994年、米長邦雄名人に羽生善治4冠が挑んだ第52期第1局以来で23年ぶり。